婚姻届の記入etc.顔合わせで「やってよかった!」プログラムTOP5
婚約の儀式として、昔ながらの結納より少しカジュアルな「顔合わせ」(婚約食事会)を行う人もたくさん。ただ、結納のように決まりがない分、何をしたらいいか迷うという声も。そこで、先輩カップルにアンケート。婚約食事会で「やってよかった!」プログラムを聞きました。両家の記念撮影、婚姻届の記入、婚約記念品の交換など、満足度TOP5&その他の注目プログラムを紹介します。
【やってよかった1位】「両家の記念撮影」33.6%
両家が初めて会う場合も、以前から交流がある場合も「両家の記念写真撮影」はぜひやっておくべき!という声がたくさん。カメラやスマホで写真を撮るだけ、という簡単プログラムです。
ただし、撮影のタイミングに工夫する必要がありそう。特に両家が初対面となると、最初はどうしても緊張する人が多く、後半はお酒で顔が赤くなる心配がある人も。
できれば、開始前にかしこまった集合写真を、食事が進んで両家が打ち解けてきたころからスナップ写真を、終了後に和やかな集合写真を、など撮影のタイミングにバリエーションを持たせると安心ですね。
集合写真は、お店のスタッフに頼むなどして全員で撮りましょう。素敵な撮影スポットで撮ると、結婚式のプロフィール映像などにも使えそうです。
私たちも「やってよかった!」
食事会の席でお店の人にお願いして撮影してもらいました。日本庭園がきれいなお店を選んでいたので、そこでも撮影。両家が顔合わせをする初めての機会なので良い記念になりました(かじかじさん)
食事の後に、お店の方に撮ってもらいました。結婚式が終わると、両家が顔を合わせる機会はあまりなくなるので、良い思い出になったと思います(ぽんさん)
食事会後、お店の方に撮ってもらいました。横に並んで立ち位置を譲り合いながら物理的な距離が縮まり、心理的な距離も近づいたと思います。写真は結婚式のエンディング映像にも使いました(陽菜さん)
食事会をしたところのプランに含まれていて、記念撮影の写真をアルバムにしてもらえました。一生の記念になって本当によかったです(fmさん)
食事後、お店の方に撮ってもらいました。顔合わせのためにガーランドを手作りしたので、それを持って撮影しました。記念になって良かったです(はちわれちゃんさん)
【やってよかった2位】「婚姻届の証人欄へのサイン」23.6%
婚姻届の証人欄へのサインは、両家の親にお願いしたいというカップルも多いよう。それを顔合わせの食事会でのプログラムに盛り込むことで、婚約の儀式らしい演出にもなります。
特に両家が遠方に住んでいる場合などは、両家が一堂に介する場でまとめてサインをもらえるので効率的。しかも両家の親が見守る中でサインをすることで、結婚することが両家に正式に認められたという意識が高まります。
サインする人にとっては心構えが必要になるので、当日いきなりではなく、事前にお願いしておくのがマナーです。
私たちも「やってよかった!」
婚姻届の証人は、お互いに父親がいいと思っていたので、両家の父にお願いしました。顔合わせのときに一つのプログラムとして、その場で書いてもらいました(C.Fさん)
親にサインしてもらうことで、両家から認められた結婚という意識が生まれました(あんどぅーさん)
私の実家が地方なので、両家の家族が揃っているタイミングで、みんなに見守られながらサインしてもらえたのはとてもよかったです(SHIOさん)
婚約指輪を準備する前に食事会を行ったので、何か婚約らしいことをしたいということで、両家の父親に婚姻届の証人欄へのサインをお願いしました(ヒロさん)
両家の親にサインをお願いしたところ、自分が婚姻届を書いたときを思い出す!と当時の気持ちを少し思い出してもらえてよかったです(まいさん)
【やってよかった3位】「結婚式についての相談」14.5%
ふたりの結婚式であっても、親たちの都合や意見を聞きながら準備を進めたいもの。そんなとき、両家の親が揃う顔合わせの場は、またとない相談のチャンスにもなります。
結婚式の日程や会場、招待するゲスト(特に親戚)の人数、両家の衣裳など、特に両家への影響が大きい部分は、その場で話し合うと効率的です。
ただし、お金の話はデリケートなので、当日いきなり議題に上げるのはタブー。事前に両家の意向を聞いておき、大きく意見が違う場合はふたりが間に入って調整しておくなど配慮しましょう。
私たちも「やってよかった!」
結婚式の時期、大まかな予算、ゲスト人数などを両家の親に相談したことで、その後の結婚式の計画がスムーズに進みました。両家の希望の時期や都合なども聞けたので、ブライダルフェアなどの日程確認にも役立ちました(かじかじさん)
親同士は初対面でしたが意気投合し、お互いに気を使わず腹を割って話ができました(みにどらさん)
当日の衣裳をどうするか、試着の希望など、直接話したのでスムーズでした(ハルさん)
結婚式は親が経験しているので、とてもいいアドバイスも聞くことができました(YAMATOさん)
会場のパンフレットを見せて説明したり、意見をもらったりすることができました(つまるさん)
【やってよかった4位】「顔合わせのしおり作成」10.9%
顔合わせの食事会が両家初対面の場なら、ほとんどの人がお互いの家族紹介をしているよう。そんな中、口頭で紹介するだけでなく、工夫を凝らして「顔合わせのしおりを作成した」という先輩カップルもいました。
具体的な方法は、家族の名前や簡単なプロフィールを紙に書いたり印刷したりして両家の家族に渡し、それを見ながら家族紹介をするのがスタンダード。口頭だけで紹介されるより楽しく、名前をしっかり覚えられ、記録としても残ります。
家族のプロフィールだけでなく、当日のプログラム、メニュー、ふたりからのあいさつなどが書いてあると、後から振り返ったときの記念にもなりますね。
私たちも「やってよかった!」
両家の親同士は初対面でしたが、しおりを作ったおかげで会話が途切れることなく盛り上がりました。特にお互いの家族の顔写真や、趣味を記載したページから話が広がりました(Sakiさん)
しおりに全体のプログラムを入れたのが正解。それを見ることで、全員が会の流れに見通しを持つことができ、よりメリハリのある顔合わせになりました(かりあげさん)
両家の親の結婚式の写真を入れたことで盛り上がりました。彼も私も双子なので、両家の親たちが双子の親あるあるで話に花を咲かせていました(まいたそさん)
しおりに今後の予定やふたりの連絡先なども載せていたので、食事会での伝え忘れも防ぐことができました(たりりりさん)
しおりには家族紹介、ふたりのなれ初め、結婚式の情報などを入れて手作りで作成しました。気になるけれど聞きづらい年齢なども、聞かなくて済むようにあえて記載しました(美紀さん)
顔合わせしおりの作り方はこちらの記事をCheck!
【やってよかった5位】「婚約記念品の交換」10.0%
肩肘張らないカジュアルな食事会でも、婚約の儀式らしいことはしたい……。そんなときにオススメなのが「婚約記念品の交換」。特に婚約指輪を彼にはめてもらう、という儀式はマストともいえる演出です。さらに、その手を芸能人の婚約発表記者会見のようにみんなにお披露目すれば、盛り上がること間違いなし!
食事会の目玉のシーンとなるので、記念写真も忘れずに撮っておきたいですね。ただし、婚約指輪のお披露目をしたかったけれど、顔合わせの日に間に合わなかったという失敗エピソードも多いので、指輪の納品スケジュールに注意して。
私たちも「やってよかった!」
婚約指輪と婚約記念品の時計を披露。彼の親は遠方に住んでいるため、実際に見ることができてうれしそうでした(チョビさん)
結婚指輪が出来上がっていたので持参し、指輪を見せながらデザインに込めた意味を説明することができました(M.Hさん)
婚約指輪をラッピングしてもらっていたので、ほどいて両家の前で彼にはめてもらいました。結婚するんだなぁと、私の親も感慨深げでした。(F.Mさん)
どんなものを購入したのか両親たちが気になっていたようだったので、ふたりで着けて見せれてよかった(ほのさん)
素敵な指輪をもらったので披露できる場を作ってよかったです(ゆりちゃんさん)
まだある「やってよかった!」体験談
【会場見学・ブライダルフェア参加】
両家の親たちも連れて会場見学をしました。試食時は「ここはすごい!」と親がびっくりしていました(りっぽんさん)
【周辺観光・レジャー】
顔合わせの会場の近くを観光しました。両家の親も自分たちもめったに行かない場所なので盛り上がりました(もんさん)
婚約食事会(顔合わせ)のオススメ演出を[ケース別]にご紹介!
以下の記事では、「初対面同士なので緊張する……」「相手を知らず話題が広がらない……」「ただの食事会になりそうな予感……」などのケース別に両家顔合わせでオススメの演出をご紹介。婚約記念品(指輪と腕時計)の交換や、人物紹介など話題満載のしおりを用意するなど、両家顔合わせを盛り上げる先輩花嫁たちのアイデアが盛りだくさん!ぜひ参考にして。
▼婚約食事会の準備・進め方はこちら
From 編集部
家族の性格や状況に合わせて有意義な顔合わせに
顔合わせで何をすればいいかは、それぞれの家族によってさまざま。例えばおしゃべりがあまり上手でない家族なら、プロフィールを紙にまとめるもよし。イベント大好き家族なら、婚約指輪のお披露目をして盛り上がるもよし。両家が会える機会が少ないなら、結婚式準備の相談までするもよし。家族の性格や状況に合わせて何をするのがいいのかを考えて、有意義な機会にしてくださいね。
取材・文/前川ミチコ イラスト/pai
※記事内のデータ・コメントは2023年10月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー82人が回答したアンケートおよび、婚約食事会を実施した男女110人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2023年11月現在のものです
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