親100人が回答！両家顔合わせの会話で「盛り上がった話題・NGな話題」

親世代にとったアンケートによると、顔合わせ食事会で盛り上がった話題は
１位…家族の話題（50％）
２位…地元の話題（43.3％）
２位…子どもの頃の話題（43.3％）
４位…趣味の話題（36.5％）
との結果。上から順番にチェックしていきましょう！

家族構成や兄弟など「家族の話題」

「家族の話題」は全員が興味を持ちやすく、お互いの家族を知るきっかけにもなるので、初対面の場でも取り入れやすい話題。家族構成の共通点を探したり、当日は参加していない兄弟姉妹や祖父母について聞いてみると自然と会話も弾みます。顔合わせ食事会のしおりがあると、会話もスタートしやすくなるのでおすすめ。
また、昔行った家族旅行のエピソードなど、思い出を振り返る時間も楽しめそう。

家族の共通点で盛り上がりました

相手の親御さんと会うのが初めてで、会話のきっかけづくりでこちらから積極的に家族や親族の話をしました。また、子どもたちが飼っている猫の話で盛り上がり、猫の名前が相手の親戚の飼い猫と同じだったことも判明しました。（女性・50代）

兄弟姉妹の話で盛り上がりました

兄が駐在生活でロシアにいたので、そのときの経験やロシアの文化や習慣の話を彼のご両親が興味深く聞いてくれました（まどかさん）

私には弟がいるので「元気にしているの？」とか「結婚式前に会えるといいな～」など、彼の両親が気に掛けてくれました（ｒｉｅさん）

名産品や観光地など「地元」の話題

ふたりが育った場所や親が暮らしている地元の話も、親にとってもなじみ深く会話が広がりやすい話題。おすすめの観光地や地元ならではのスポットを紹介すると、旅行をするときの楽しみにもなります。特に、地元の名産品など食べ物の話は興味を持ちやすく、手土産として持っていけば話のきっかけに。お互いの方言や、当たり前だと思っていた地元ならではの慣習も、相手の家族にとっては新鮮に映り会話も弾みそう。

名産品や方言で盛り上がりました

郷土料理の話で盛り上がりました。山形が地元なのですが、芋煮や納豆汁等の作り方をお嫁さんが知りたがっていて、微笑ましく思いました。（女性・60代）

お互いの実家が大分と大阪で、名産品や観光地もたくさんありますし、実際それぞれに方言も強いので、特に盛り上がりました。義母が大阪弁が好きなようで、私の家族の大阪弁を聞いて「いいわぁ～」とずっとおっしゃってくださっていて、なんだかうれしかったです。（由貴さん）

出身地の話で盛り上がりました

親の出身地が長野と新潟だったので、親同士が旅行でどこそこ行ったことある～と話が盛り上がっていました。（はなちゃんさん）

生まれたとき、幼少期など「子どもの頃」の話題

子どもの頃の話題も、顔合わせ食事会では鉄板のネタ。生まれたときの話や名前の由来、幼少期のエピソードなどは、参加した全員で楽しめ盛り上がります。親だけが知る意外な一面や、幼少期と現在の姿のギャップに思わず笑ってしまうことも。
彼の親に対して「○○さん、子どもの頃はどんな子だったのですか？」などとこちらから聞くと、会話の始まりもスムーズです。

幼い頃の話題で盛り上がりました

新郎が女の子２人の間に生まれた男の子だったので、小さい頃は姉妹の影響を受けて見た目が女の子っぽかったそう。今では考えられないねと、とみんなで笑いました。(女性・60代）

私は覚えていないのですが、スキーに初めて連れて行ったとき、いきなり頂上から滑らされたと息子が言っていました。当時はとても怖かったようで、懐かしのエピソードに相手のご家族とも会話が弾みました。(男性・60代）

新郎の幼少期について話しました。生まれたときは大きかった、今では無駄に身長があるが小さい頃は体が弱かったなどと話してくれ、現在とのギャップに盛り上がりました。（せーなさん）

運動系からインドア系まで「趣味の話題」

旅行やスポーツ、音楽など、共通の趣味を持っていると親近感も湧きやすいもの。会話もぐっと盛り上がります。相手の家族と同じ趣味があった場合には、一緒に楽しむ機会を設ければ、家族同士の親睦を深めるきっかけにも。
当日、「趣味は何ですか？」と聞くのは唐突なので、お互いの親の趣味について事前に聞いておき、当日は「○○さんから、お父さんは旅行が好きだと伺ったのですが、おすすめの場所はありますか？」などと話を切り出すのがおすすめです。

共通の趣味で盛り上がりました

私も相手の親御さんもレコード好きだということがわかり、持っているレコードや枚数、普段聞く音楽の話で会話が弾みました。（女性・60代）

祖父が農業をやっているのですが、彼のお母さんがスイカが好きだということがわかり、「来年の夏は送りますね」と約束。そこから彼のお母さんも、家庭菜園やお花の栽培を趣味にされていることがわかり、畑の話で会話が盛り上がりました。（ｆさん）

父親同士、お互いゴルフが趣味だということがわかり、ゴルフの会話で盛り上がりました。「今度一緒に行きましょう」という話もしていました。（伶実さん）

天気や季節の話題

盛り上がるわけではないけれど、王道の話題。「今日はいいお天気ですね」「だんだん暖かくなってきましたね」など、天気や天候の話題は会話が自然と始まるので会話のスタートに選ぶ話題にはぴったり。顔合わせ食事会の当日の天気だけではなく、お花見の話題、夏休み、秋の紅葉、お正月話題など、季節の自然や行事に合わせて内容をアレンジすると、より会話が膨らみます。

当日の天気の話をしました

顔合わせ食事会の日は寒い日だったので、この後雪が降るかどうかなどの話をしました。（真帆さん）

結婚式の相談

結婚式の話題は、顔合わせ食事会の初めではなくお互いの緊張が解けてきたタイミングでするのがおすすめ。結婚式場をこれから決める場合は、今検討しているエリアや会場、挙式スタイルなどをふたりで擦り合わせしておきましょう。すでに結婚式場が決まっている場合も、式当日の親の服装や親族紹介の仕方など、細かな点も確認しておくと安心。せっかくの両家が揃って相談できるタイミングなので、当日困らないよう必要な資料は事前に用意しておきましょう。

結婚式場について話しました

新型コロナの終息の見通しが立たず、結婚式を来年に延期し、婚姻届の提出だけ済ますという話をしました。子どもたちが式場のパンフレットをたくさん持ってきていたので、どこがいいか私たちにも意見を求められ、いろいろと話し合いました。（女性・50代）

結婚式の詳細を決めました

結婚式場は決めていたので、式当日に着るお互いの両親の服装について話し合っていました。（ｙｕｕ１２２２ｗｅｄさん）

結婚式の演出で決めかねていた部分（親族紹介や親族写真など）を改めて両家の親に相談しました（ｒｉｅさん）

興味を持つ・持たないが分かれる話題

趣味や仕事の話題は、共通点があると盛り上がる一方、内容によっては相手にとって興味がない場合も。また、病気などデリケートな話題はよかれと思って気遣いをしても、相手にとってはあまり好ましくなかった、といったケースもあります。
微妙な雰囲気になったときは、タイミングを見計らって話題を切り替えるようにしましょう。

専門的な話は微妙でした……

仕事について詳しく話しましたが、お互いの職種が違いすぎて、適当に相づちを打っているように見えました。多分理解していないし、聞き流しだったように思います。（男性・60代）

義理の父がなぜか宇宙の話をいきなりし出して、なんて反応していいかわからなかったです……。（CHさん）

デリケートな話は難しかったです

息子のお相手は病気を抱えているので、「疲れていない？」と体調を気遣っての言葉を掛けたら、あまり触れて欲しくなかったようで「大丈夫です」の言い方に拒絶感があったように感じました。難しいなと感じました。（女性・60代）

顔合わせ食事会では、雰囲気が重くなってしまうネガティブな話題は避けるようにしましょう。

・悪口
顔合わせ食事会に限ったことではありませんが、人前での悪口はNG。言った本人はそのつもりがなくても、言われた側は傷ついているかもしれません。また、親は自分の子どもを謙遜しがちですが、それに同調するのもNGです。

・政治や宗教
政治や宗教の話など個人個人で考え方が異なる話題も、顔合わせ食事会では避けておくのが無難。意見の違いから、口論になってしまっては大変なので、あえて触れないでおきましょう。

■顔合わせ食事会のしおり
今や定番となりつつある顔合わせ食事会のアイテム。食事会の日程や開催場所、ふたりと親の紹介、今後の予定などをまとめておきます。当日は親同士も緊張しているので、相手の家族のプロフィールや顔合わせ食事会の流れが事前にわかっていると安心。お互いの家族構成のほか、ふたりのなれそめやメニュー表を入れておくと、会話の糸口も見つけやすくなりそう。

■婚姻届
あらかじめ記入しておいた婚姻届を持参して、顔合わせ食事会の場で両家の親から証人欄にサインをもらいます。最近では、顔合わせ食事会のプログラムの演出として取り入れる花嫁も多いよう。カジュアルな雰囲気の顔合わせ食事会にも、ちょっとしたセレモニー感が生まれます。

■幼い頃の写真
生まれたばかりの姿や家族旅行の写真など、幼少期の写真を持っていくのもおすすめ。写真にまつわる思い出話ができるほか、ふたりのかわいらしい姿にその場の雰囲気もほっこり和みます。

■結婚式場のパンフレット
候補の結婚式場があるなら、どんな結婚式場なのか写真やパンフレットなどを用意し、親の意見を聞いてみましょう。写真があることで、具体的にイメージしやすくなります。

構成・文／古閑真梨子　イラスト／泰間敬視
※記事内のデータならびにコメントは、2020年12月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー48人が回答したアンケート、および「マクロミル」会員104人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2021年２月時点のものです

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