「宝石の女王」とも呼ばれ、グリーンの色合いが印象的なエメラルド。古代から人々を魅了し、クレオパトラも愛用していたと伝えられています。5月の誕生石でもあるエメラルドの魅力や選び方をご紹介します。
鮮やかなグリーンが特徴の
5月の誕生石
エメラルドは、ダイヤモンド、ルビー、サファイアと並ぶ世界の四大宝石の一つ。
コロンビアやザンビア、ブラジルなどが主な産地で、ヒーリング効果のある石として昔から珍重されてきました。鮮やかなグリーンが新緑を思わせる##s##5月の誕生石##e##でもあります。デリケートなので大切なシーンに身に着けることが多い宝石です。
エメラルドは、サンスクリット語で「緑の石」を意味する言葉に由来します。
##s##石言葉は「幸運」「幸福」「夫婦愛」「安定」「希望」など##e##で、愛のパワーが強い石とされています。
ふたりが納得していればもちろんOK
もちろんふたりの希望ならまったく問題ありません。エメラルドは「愛の石」として昔から珍重されてきました。恋愛成就のお守りとしても知られるエメラルドは、婚約指輪にふさわしい石と言えるでしょう。
青みがかったグリーンが品質が高いとされ
形はエメラルドカットが代表的
品質が高いとされる色は、##s##はっきりとしたグリーン、もしくはやや青みがかったグリーン##e##です。薄すぎず、濃すぎず、黄色みが強くないもの、さらに色ムラがないものは価値が高くなります。
カットは「エメラルドカット」と呼ばれる角を削った八角形のものが代表的ですが、バゲットカットやプリンセスカットなども人気です。
エメラルドなどカラーストーンの価値は、##s##色み、色の濃淡、透明度、輝き、サイズ、内包物、傷の程度、産地などで評価##e##されます。
プラチナ、ゴールドどちらも
相性が良いのがエメラルドの特徴
ゴールド、プラチナのどちらとも相性が良いのがエメラルドの特徴です。
ゴールドならグリーンの色が引き立ち、華やかさがアップします。
一方でプラチナも根強く支持されており、爽やかでクールな印象を醸し出します。自分の肌色やファッションとの相性を考慮して選ぶと良いでしょう。
内側・外側
どちらにもアレンジ可能
婚約指輪はダイヤモンドが定番ですが、エメラルドでもOK。
個性的でオリジナリティーがある指輪は特別感があり、愛着が湧くはず。ただし、ふたりとも納得していることが何より大事なので、事前にきちんと話し合いましょう。
婚約指輪のセンターストーンはダイヤモンドにして、サイドにあしらう石をエメラルドにするのは、比較的取り入れやすいデザイン。
また、結婚指輪のワンポイントに入れるのもさりげなくて素敵です。
エメラルドを使った指輪のアレンジで最もポピュラーなのが、内側に埋め込むもの。結婚指輪にあしらうことが多く、身に着けた人にしか分からないので男性も取り入れやすいのが嬉しいポイントです。
衝撃に弱いのでやさしくお手入れを
洗浄は専門の業者に任せるのが安心
エメラルドは衝撃に弱い性質があります。##s##日常的には柔らかい布で表面の汚れを拭き取るか、中性洗剤を溶いた水の中で筆や柔らかいブラシを使ってなで洗い##e##を。十分にすすいだら、柔らかい布で水気を拭き取りましょう。
衝撃に弱い石なので洗浄は専門の業者に任せるのが最も安心です。超音波洗浄機や熱いお湯を使ってのクリーニング、急激な乾燥は破損の原因になるので避けましょう。