Wedding Manual
濃い赤色が代表的な宝石【ガーネット】とは?婚約指輪・結婚指輪にどう取り入れる?
深みのある美しい赤色を筆頭に、豊富なカラーバリエーションに魅了されるガーネット。婚約指輪や結婚指輪にあしらえば、オリジナリティーがさらにアップ。1月の誕生石でもあるこの宝石の魅力をご紹介。
ココをおさえて!
- 1月の誕生石で、深みのある赤が最もポピュラー
- 赤以外も、色のバリエーションが多彩
- 濃すぎず鮮やかな色のガーネットが良質
- お手入れが簡単で扱いやすい
#01|ガーネットとは?
深い赤を筆頭に種類も豊富な
硬度や色も異なる石のグループ
ガーネットといえば、濃い赤色のガーネットが有名ですが、##s##ガーネット=単一の石の名前ではなく、硬度も色も異なる石が集まったグループ名##e##です。わずかな構成元素の違いによって色や光沢が違い、名前も異なります。中世ヨーロッパで疫病よけとして使われ、支配者の王冠などを飾ってきたことでも知られています。
ガーネットの石言葉
「真実・友愛・忠実・勝利・活力」などが石言葉。愛情面や仕事面で力を発揮したい人に人気があります。
#02|ガーネットの魅力
色のバリエーションが豊富!
いろんな個性を楽しめる
##s##レッド系の他、オレンジ系、グリーン系、イエロー系など、青以外でのカラーバリエーションが豊富##e##です 。例えば、深紅の「アルマンダイト」は力強く落ち着いた印象で、鮮やかなオレンジの「スペサタイト」はエネルギッシュで華やか。グリーン系の「ツァボライト」はエメラルドにも匹敵する鮮烈な緑色が特徴で、透明感と希少性から高い人気を誇ります。自分の感性やスタイルに合った個性的な石に出会える楽しみがあります。
いいガーネットの選び方って?
ガーネットは、濃すぎない鮮やかな色がおすすめ。##s##透明度が高く輝きの強いもののほうが価値があります##e##。褐色みのあるものや暗い色合いは避けましょう。
比較的安価な宝石というイメージを持つ人もいますが、手頃なものから希少性の高い高価なものまで多彩。予算や好みに合わせて選べるのが魅力です。
#03|婚約指輪・結婚指輪で
取り入れるには?
センターストーンとして主役に!
カッティングやアームの素材で印象変化
赤いガーネットはルビーよりやや暗い色みなのでシックな雰囲気に。ガーネットをメインストーンとして飾れば、シンプルなデザインでも華やかな雰囲気に。ゴールドのアームと組み合わせれば個性的な雰囲気になります。
ダイヤモンドとの相性も良いので、サイドストーンとして添えるのもおすすめです。また、内側にガーネットを埋め込む方法も。身に着けた人にしか分からないので、婚約指輪でも結婚指輪でも取り入れやすいのが嬉しいポイント。
豊富なカラーから自分のスタイルに合った好きな色をセレクトできるのがガーネットの魅力。自分らしい婚約指輪・結婚指輪にこだわる人は、楽しみながら選んでみてはいかが?
#04|ガーネットのお手入れ方法
普段は布で、汚れたらブラシで優しくケアを
ガーネットはお手入れが簡単な宝石です。##s##普段は柔らかい布で拭くだけでOK##e##。汚れが気になってきたら、中性洗剤を薄めた液に浸して柔らかいブラシでこすれば輝きが戻ります。
輝きが鈍ると魅力も半減。透明度が魅力の宝石なので、お手入れも意識してみてくださいね。
ふたりにぴったりの
婚約指輪・結婚指輪を見つけよう!
文/笠原恭子 イラスト/EccO 構成/間宮 愛(編集部)