カラーバリエーションが豊富。婚約指輪にも使える
ガーネット
の魅力
1月の誕生石として知られるガーネット。深くて濃い赤色のものが有名だが、実はカラーバリエーションが豊富。石言葉は「真実・友愛・忠実・勝利」など。この記事では、婚約指輪(エンゲージリング)にも使えるガーネットの魅力についてご紹介。
ガーネットとは?
ガーネットは1月の誕生石。 深くて濃い赤色の宝石として知られているが、さまざまな色合いのものがある 。ちなみに、ガーネットとは他の宝石のような単一の石の名前ではなく、硬度も色も異なる石の集まりのグループ名。わずかな構成元素の違いによって色や光沢が異なり、名前も異なる。
中世ヨーロッパでは濃い赤色のガーネットは厄病よけとして使用され、支配者の王冠などを飾ってきたという歴史もある。石言葉は「真実・友愛・忠実・勝利・活力」などで、愛情面や仕事面で力を発揮したい人に人気がある。
豊富なカラーバリエーション
ガーネットは レッド系のほか、オレンジ系、グリーン系、イエロー系など、青以外でカラーバリエーションが豊富にある 。
以下に、色の系統別にガーネットをご紹介!
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レッド系
アルマンダイト
ガーネットグループを代表する石。濃い暗めの赤茶色
ロードライト
紫がかった赤色
パイロープ
深く濃い赤茶色
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オレンジ系
スペサタイト
赤みを帯びたオレンジ色。マンダリンガーネットとも呼ばれる
マンダリン
マンダリンは希少価値が高く、ミカンの色に
よく似た色味ヘソナイト
褐色を帯びたオレンジ色。グロッシュラーガーネットの一種
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グリーン系
ツアポライト
森林のような濃い緑が特徴。グロッシュラーガーネットの一種
デマントイド
輝きの強い、明るい緑色
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イエロー系
マリ
若草色~黄色。アンドラダイトガーネットの一種
ガーネットの選び方
ガーネットは濃過ぎず、鮮やかな色を選ぶのがお勧め 。褐色みのあるものや暗い色合いのものは避けたい。透明度が高く、輝きの強いものが価値がある。
なお、ガーネットは比較的安価な宝石というイメージを持つ人もいるかもしれないが、 手頃に入手できるものから希少性の高い高価なものまで さまざまある。
さりげないアクセントにおすすめ
ガーネットを婚約指輪に使用する際は、 ダイヤモンドを主役にして小粒のガーネットをアクセントに飾る と、白く輝くダイヤモンドをより一層引き立たせる。
また、 赤いガーネットはルビーよりもやや暗い色みなので、シックな雰囲気 になる。エタニティリングにエメラルドカットのガーネットを配したデザインは個性的な趣に。
ガーネットのお手入れ方法
ガーネットはお手入れが簡単
な宝石。普段は柔らかい布で拭くだけでOK。汚れが気になってきたら、中性洗剤を薄めた液に浸して柔らかいブラシでこすると、輝きが戻る。
豊富なカラーから選べるのが魅力。ガーネットをアクセントとして飾った婚約指輪を選んでみてはいかが。
ガーネットの特徴
- 深くて濃い赤色が最もポピュラー
- ガーネットは赤色だけではなく他にもさまざまな色のものがある
- 濃過ぎず鮮やかな色のガーネットを選びたい
- お手入れは簡単