Wedding Manual
鮮やかな赤色に魅せられる【ルビー】婚約指輪・結婚指輪にどう取り入れる?
7月の誕生石であるルビーは、ダイヤモンドの次に硬い宝石で、鮮やかな赤色が目を引く。色はもちろん、産地によっても評価が異なるのも特徴の一つ。この記事では、婚約指輪(エンゲージリング)にも使用されるルビーの魅力についてご紹介。
#01|ルビーとは?
世界四大宝石の一つであり
7月の誕生石
ルビーはダイヤモンドの次に硬い宝石として知られ、鮮やかな赤色が特徴です。鉱物名はサファイアと同じコランダムで、赤色のもののみがルビーと呼ばれます。
天然ルビーが採掘されるのはミャンマーやスリランカ、タイ、モザンビークなど。宝石に仕立てられるような美しいルビーが採れる場所は限られています。反射光が星状に見えるルビーはスタールビーと呼ばれ、特に希少価値が高いとされています。
ルビーの持つ意味
ルビーは、ラテン語で「赤」を意味する「ルベウス(rubeus)」に由来するといわれており、和名では、「紅玉(こうぎょく)」と呼ばれています。
石言葉はその赤い色から連想されるような「情熱」「エネルギー」「勝利」などがあります。
#02|婚約指輪を
ルビーにしてもいい?
ダイヤモンドに次ぐ硬度があるルビーは傷つきにくく、割れにくいという特徴があり、固い絆を結ぶ婚約指輪としてふさわしい宝石です。
情熱的なエネルギーでポジティブに
ルビーは持ち主の生命力を高めてくれるパワーストーンの側面も持ち合わせており、そこから派生して持ち主の魅力や美しさを引き出してくれる宝石とされています。石言葉にもある通り、情熱的なエネルギーで花嫁をポジティブに導いてくれるでしょう。
#03|ルビーの選び方
色を基準に選ぶのがおすすめ
形は好みのものを選んで
赤色が鮮やかなほど価値も高いとされているルビーは、色を判断基準に選ぶのがおすすめです。暗過ぎず、薄過ぎず、鮮やかで、肉眼で確認できるような傷や内包物のないものを選びましょう。
また、ルビーの多くは色の調整のため加熱処理が行われています。加熱処理をせず自然のままで美しいルビーもありますが、ごく少数です。「加熱によって引き出された美しさ」か「非加熱の美しさ」か。加熱処理の有無もルビーを選ぶ際の判断材料の一つとなります。
産地や色の良し悪しで価値が決まる
ルビーは色み、色の濃淡、透明度、輝き、サイズ、内包物、傷の程度で評価されます。また、産地が評価の基準になるのも特徴です。
最も価値が高いとされるのがミャンマーで多く採れる「ピジョンブラッド」と呼ばれる色のルビーです。「ピジョンブラッド」はやや濃い赤色で透明度が高いのが特徴です。産出量が少なく、希少価値が高いとされています。
#04|ルビーに合わせる地金は?
ピンクゴールドがおすすめ
プラチナなら上品な印象に
鮮やかな赤色が目を引くルビーは色合いが似たピンクゴールドのアームと合わせるのがおすすめ。プラチナなら上品な印象にまとまります。
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#05|婚約指輪・結婚指輪への
ルビーの取り入れ方
内側・外側
どちらにもアレンジ可能
婚約指輪のダイヤの代わりにルビーを使う
婚約指輪はダイヤモンドが定番ですが、ルビーでもOK。
個性的でオリジナリティーがある指輪は特別感があり、愛着が湧くはず。ただし、ふたりとも納得していることが何より大事なので、事前にきちんと話し合いましょう。
ルビーを表面に使う
婚約指輪のセンターストーンはダイヤモンドにして、サイドにあしらう石をルビーにするのは、比較的取り入れやすいデザイン。また、結婚指輪のワンポイントに入れるのもさりげなくて素敵です。
ルビーを内側に使う
ルビーを使った指輪のアレンジで最もポピュラーなのが、内側に埋め込むもの。結婚指輪にあしらうことが多く、身に着けた人にしか分からないので男性も取り入れやすいのが嬉しいポイントです。
#06|ルビーのお手入れ方法
柔らかい布で
汚れを拭き取る程度でOK
ルビーはダイヤモンドの次に硬い宝石なので、お手入れが比較的簡単なのも魅力。普段は柔らかい布で拭くだけでOKですが、中性洗剤を薄めた液に浸して柔らかいブラシで優しくこすると、本来の輝きを取り戻すことができます。
汚れが気になったら購入したショップでクリーニングしてもらうといつまでもきれいな状態を保てます。
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