結納当日の流れ|親は何する?
結婚に向けて、両家が初めて共同でとり行う大切な儀式が結納です。親が中心となって進めていく場面も多いので、事前にしっかりと流れを頭に入れておきましょう。
#結納の儀式の流れ
一通りの流れを
頭に入れておきましょう
##s##最近は、ホテルや料亭、レストランなどで結納をするケースが半数以上##e##を占めています。結納品の手配から必要な書類、当日の進行までを取り仕切ってくれる結納プランは、両家の負担が軽いのが魅力です。##s##儀式自体は10~15分ほど##e##で終了します。
それでは、結納の一般的な流れを見てみましょう。
両家が集合
お店で行う場合は、開始時間より少し前に到着するようにしましょう。女性側が先に着席し、男性側が遅れて入場するのが一般的です。
昔ながらの正式結納では、男性側が女性宅へ出向くことが一般的だったことから、現在でも略式結納・正式結納共に、基本的にはお客さま側である男性側が上座です。婿取りの場合、これとは逆に女性側が上座に着きます。
##s##親と本人が座る位置については、結納自体が家同士の繋がりを重んじる「家」主体か、ふたりの結び付きを重視する「本人」主体かによって異なります##e##。まずは、誰を主体に行うか事前に両家と相談しておくことも大切です。
席順についてはこちらも参考に↓
始まりのあいさつ
新郎側:「これより結納の儀をとり行わせていただきます」
男性側の父親(もしくは母親)が進行役になるのが一般的です。慣れていなくても、真心を込めて話すことで、みんなの心に響くもの。笑顔で話すことだけ、心掛けましょう。進行役は会場のスタッフに頼める場合もあります。
結納品を納める
新郎側:「結納の品でございます。幾久しくお納めください」
新郎の母親(父親や会場スタッフでもOK)が結納品を新婦側の前に運びます。この後、男性の父親が口上を。最近は新郎本人が結納品を差し出して口上を述べることも多いようです。
目録をあらためる
新婦側:「結構なお品をありがとうございます。幾久しくお受けいたします」
まずは新婦が軽く会釈をして内容に目を通します。続いて、父親、母親の順で目録に目を通し、最後に口上を述べます。口上は新婦の父親が行う場合もあります。
受書を渡す
新婦側:「こちらが受書になります。どうぞお納めください」
結納を受け取った印に、新婦の母親が新郎に受書を渡します。口上は、新婦もしくは新婦の父親が行います。
※受書に付いて:結納品を購入した際についているのが一般的。結納品と一緒に男性側から受け取ったものを、その場であらためて渡せば大丈夫です。
結納返しを納める
ここで、女性側から結納返しを贈る方法もあります。
男性と同じように目録を贈り、受書を受け取ります。
結びのあいさつ
新郎側:「無事、結納をお納めすることができました」
女性側の父親は、進行役を務めてくれた男性の父親や会場のスタッフに感謝の言葉を伝えると、雰囲気が和やかになります。
記念撮影
結納品を並べて全員で記念撮影をすると、良い記念になるのでおすすめです。
食事・歓談へ
乾杯をしたらリラックスして食事を楽しみましょう。