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結納はするべきもの?
Wedding Manual for Parents

結納はするべきもの?|親向けマニュアル

結婚の形が多様化している今、両家初めてのフォーマルな儀式となる結納も、これまでとはだいぶ変わってきています。

#01|主な結納・顔合わせのスタイル

結納もしくは顔合わせ食事会を
両家の意向に合わせて選びましょう

結婚に向け、両家初めてのフォーマルな儀式となるのが「結納」もしくは「顔合わせ食事会」です。最近では、##s##結納に関しては仲人を立てない「略式結納」を選ぶケースがほとんど##e##です。結婚前に両家の親交を深め、ふたりが婚約したことを確認するための大切な儀式ですから、それぞれの特徴やメリットを知り、両家の意向が一致する方法を選びましょう。

正式結納

正式結納

##s##仲人が両家を訪れ、一定の形式で金品を贈る儀式##e##。本来は帯や着物地などに縁起物を添えて贈りますが、現代では帯や着物の代わりに結納金を贈るのが一般的になっています。

略式結納

略式結納

##s##仲人を立てず、男性側が女性宅を訪問し、金品を贈ります##e##。現在行われている結納は、ほとんどがこちらと考えていいでしょう。ホテルやレストラン、料亭で行うことも多いです。パッケージプランを用意している会場もあり、準備の負担が軽いのがメリットです。

顔合わせ食事会

顔合わせ食事会

##s##両家を紹介し合うために、会食の席を設けます##e##。堅苦しい空気が苦手、という人に人気のスタイル。結納金の代わりに婚約記念品の交換を行うケースも増えています。

こちらも参考に↓

#02|今は結納・顔合わせどちらが主流?

「結納をしない派」が約9割を占める
カジュアル化の時代!

結納実施率のグラフ

昔は当たり前のように行われていた結納ですが、##s##最近では「堅苦しいことはしたくない」と考えるカップルがほとんど##e##。新郎新婦へのアンケート調査の結果からも分かるように、結納という形をとらず、両家で食事会を行うなど簡略化の傾向にあります。

地域ごとの結納実施率

地域
実施率
北海道
4.9%
青森・秋田・岩手
16.5%
宮城・山形
12%
福島
15.8%
茨城・栃木・群馬
7.7%
首都圏
5.6%
新潟
5.7%
長野・山梨
7.7%
富山・石川・福井
8.2%
静岡
5.3%
東海
3.7%
関西
5.4%
岡山・広島・山口・鳥取・島根
11.7%
四国
11.8%
九州
17%

全国の結納の実施率は約1割ほどですが、地域によって大きく異なります。もっとも実施率が高い九州では、結納前にも男性側が女性宅に酒と鯛を持参する習慣があるなど、儀式を重んじる伝統があります。

#03|結納する・しないはどう決める?

しこりのないように両家で相談を

「結納をするのは当然」と考える人もいれば、特にこだわりをもたない人もいます。地域によるしきたりの違いもあるでしょう。いずれにせよ、両家の意見調整は親よりも結婚する本人たちの間で行うものなので、要望があれば、まずは子どもに伝えておきましょう。

イラスト/水谷慶大 D/mashroom design 構成・文/小田真穂(編集部)
※記事内のデータは『ゼクシィ結婚トレンド調査2023(全国推計値)』によるものです。

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