【結婚式レポートin岐阜県】家族3人のお披露目。人生のけじめとなる大切な一日です
昔ながらの挙式と披露宴でゲストとの絆を深める
「このまま子育てに追われて結婚式を挙げなければ、後悔しそう」と夏冴寧さん。「結婚式の準備を通じて、あらためて夫婦の絆も強くなるような気がして」と昌矢さん。琉夏ちゃんが少し大きくなってからにしようと、1年かけてじっくり準備をした。伝統的な結婚式に憧れていた夏冴寧さんは、歴史的建造物が大好き。ふたりの地元ではないが、高山で120年の歴史がある神社での神前式と創業234年の老舗料亭での披露宴を選んだ。
飛騨の初春の光に包まれた当日。夏冴寧さんは、自毛で結った日本髪に角隠し、黒引き振袖という、伝統的な装い。ふたりで人力車に乗り込むと、神社まで高山の古い町並みを進み、多くの観光客から「おめでとう」と祝福を受けた。つかの間ではあったが、久しぶりの夫婦ふたりだけの時間。笑顔で言葉を交わした。祝宴では、琉夏ちゃんと一緒に食事を楽しみ、ケーキカットを行うなど、父と母としての顔をのぞかせた。「特別な余興はありませんが、食事と会話を通じて、人生の節目にふさわしい時間になりました」と夏冴寧さん。「温かで幸せそうな家庭の様子がよくわかりました。娘の晴れ姿は見たかったので嬉しい」と夏冴寧さんの母は目を細めた。
ファーストミートは光の差し込む窓際で。対面の感動を静かに味わうふたり
料亭の玄関に揃えられた3人の履物
新婦家は、花嫁行列で神社の入り口で待つ新郎家の元へ。両家で対面してから神社に入るのが高山の神前式の流れ
昌矢さんの希望だったケーキカット。琉夏ちゃんと3人で
昌矢さんの弟は救急救命士。同業者で社会人になってからよく話をするようになった。お姫様抱っこで中座
結びのあいさつでは、琉夏ちゃんが夏冴寧さんのブーケを持って笑顔を振りまいた。ゲストも思わず笑顔になった
飛騨は旧暦でひな祭りを祝う。料亭に飾られた、歴史を感じさせるひな人形
飛騨護国神社は飛騨の神前式の先駆けとなった神社。神様の御扉(みとびら)を閉じるなどの作業を幸せの絶頂の新郎新婦には見せないため、先にふたりが退場する、独特な形式
祝い酒での乾杯から祝宴がスタート
昔ながらの婚礼料理の数々が並ぶ
鏡開きで飛騨の酒をゲストに振る舞った
ゲストをイメージしたカップを、一人一人個別に選び、引出物にした。ゲスト同士で見せ合い、会話が弾んだ

岐阜県在住
昌矢さん(29歳)
夏冴寧さん(30歳)
挙式日:2026年3月28日
会場:飛騨護国神社料亭洲さき
ゲスト:57名
同じ病棟に勤めていた看護師の先輩後輩。夏冴寧さんが1つ上。1歳9カ月の琉夏ちゃんと3人家族。
※ゼクシィ東海版2026年8月号より転載
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