
【結婚式レポートin長野県】『出会えたことは奇跡』彼の涙が嬉しくて、幸せで

晩秋の軽井沢で非日常を味わうリゾート婚
結婚式はしないことも考えたというふたり。「でも、一生に一度の特別な日だから、家族に感謝の気持ちを伝えたくて」と、親族だけでささやかな結婚式を挙げることに決めた。「非日常を楽しんでほしい」と選んだのは、旧軽井沢のリゾートホテル。かつて滞在し、中庭の風景に魅せられた新婦が、「いつかここで結婚式を挙げたい」という夢を叶えた。
親族を前に誓いを立て、黄金色に染まる中庭へ。「祝福に包まれた中庭は、前とは違う風景に見えました」と新婦。落ち葉のじゅうたんと七色に輝くシャボン玉、たくさんの笑顔。ゲストと見たこの日の風景を心に焼き付けた。
披露宴は一つのテーブルを囲んでアットホームに。アルバムを眺めたりソファで子どもたちと遊んだりと、自由に過ごした。ゲストのイニシャルをかたどった席札オブジェはフォトグッズに。「オブジェを持って一人一人と撮影したことも、楽しい思い出です」
締めくくりは新郎あいさつ。「奈津希さんとの出会いは奇跡。知り合いのいない土地に、新しい家族ができて幸せです」。涙をこらえ絞り出す言葉から思いが伝わって、周囲も涙。新郎から新婦へ贈られた花束は、幸せな記憶と共に押し花にして家に飾るつもりだ。
“真実の愛”という意味を持つ21本のバラを、新婦にプレゼント
会場の一角に設けたソファは、自由に動いて遊べる子どもたちの居場所に
信州サーモンや佐久鯉など、地元食材を使った和フレンチのコース。群馬や新潟から集まったゲストを、信州ならではの味でおもてなしした
ゲストのイニシャルをモチーフにしたオブジェを、席札兼フォトグッズに
ピンクを差し色にした、白バラ&グリーンのキャスケードブーケ
新郎兄と新婦姉にサンクスバイト。大きなひと口を頬張る兄の姿に、ゲストも大喜び!
思い出を収めたアルバムや前撮りアルバムを、ウエルカムアイテムに。眺めながら、ゲストとの会話が弾んだ
バブルシャワーに落ち葉のシャワーも加わって、秋深まる軽井沢を満喫
「親への記念品は長く使えるものを」と、陶芸工房に出向き、手びねりで作った皿を贈った
高砂席はなし。両家親族の会話にふたりも加わって、両家の仲を深めるひとときに
森の気配を漂わせる美しい中庭が、会場選びの決め手に

新潟県新潟市在住
圭汰さん(29歳)
奈津希さん(33歳)
挙式日:2024年11月17日
会場:KYUKARUIZAWA KIKYO, Curio Collection by Hilton(長野県)
お互いひと目ぼれで、結婚までトントン拍子に進んだふたり。9カ月の交際を経て、婚姻届を提出した。
※ゼクシィ長野・山梨版2025年7月号より転載
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