【結婚式レポートin長野県】私たちが暮らす信州をみんなに楽しんでほしくて
演出はほぼなし!ゲストとの時間を大切にしたいから
ふたりの結婚は2019年。結婚式準備を始めたものの、間もなく訪れたコロナ下に、断念せざるを得なかった。それから5年。隣町のキャンプ場で結婚式ができると知り、FREEQ WEDDINGのフリープランナーと出会ったことから、5年越しの夢が動き出した。思い描いたのは、アウトドアで自由に過ごす一日。県外から家族連れで参列してくれるゲストに、信州の自然と食を味わってほしいと考えた。
挙式は2人の息子たちと。水合わせの儀には、新郎父母が選んだ植木が登場。シャワー演出には新婦父が育てた米を使うなど、両家ゆかりのアイテムで生涯の誓いを立てた。
その後は、BBQ&ビュッフェタイムへ。ジビエの鹿や信州プレミアム牛、新郎と父が採ったマツタケなどの豪華食材に、一同が大興奮! ふたりも各卓に加わって、料理とおしゃべりに夢中になった。ゲストとこうして過ごせるのは、演出を極力省いたから。さらには、司会も高砂席もなくす徹底ぶり。「ゲストが心から喜ぶ、ゲストファーストって何だろう?」と突き詰め、ここにたどり着いた。反応は上々で、「みんな『長野が好きになった』って。嬉しい言葉が聞けました!」。ゲスト目線のおもてなしは大成功だった。
産後4カ月での結婚式。「憧れのマーメイドドレスを着たくて、減量頑張りました!」。ブーケは、キャンプ場の自然になじむアースカラーに
大勢の子どもゲストのために、グランピング施設を開放したキッズスペースを用意。暗くなったら手持ち花火を楽しむなど、自由に過ごしてもらった
信州プレミアム牛や巨大なマツタケを、たき火でロースト。アウトドアならではの豪快な料理に、歓声が上がった
高砂席を設けず、順番にゲスト卓に同席。お開きまで、にぎやかなおしゃべりは続いた
当日のドレスコードは白やベージュ、ノージャケット。カジュアルな装いでくつろいでもらった
2歳の空くんと挙式退場。新婦父が育てた祝福の米が、3人の頭上に降り注いだ
両家の水を注ぐ植木は、園芸店を営む新郎父母が用意。新居の庭に、記念樹として植えるそう
お開きの瞬間、夜空に大輪の花火が!
ゲストがペイントしたキャンバスを結婚証明書に
信州の秋の恵みをビュッフェ料理に。新郎が育てたシャインマスカットもどっさり!

長野県上伊那郡在住
良謙さん(33歳)
茜さん(33歳)
挙式日:2024年9月28日
会場:千人塚公園キャンプ場(長野県)
共に国際ボランティアに携わる中で出会い、交際へ。その後世界一周旅行に出かけ、南極でプロポーズ!
※ゼクシィ長野・山梨版2025年2月号より転載
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