
【結婚式レポートin岐阜県】18歳からの付き合いなので恥ずかしい演出はいっさいナシです!

ゲスト同士が仲良くなった上で結婚の承認を
出会いは同じ高校の3年生の時。卒業後、環境が変わってもつながっていた。ふたりとも淡々とした性格で、常に気持ちはフラット。大学1年生の時から交際しているが、「ラブラブでもないけど、けんかもない」。そんな関係性が8年間続いた。「26歳にして長年連れ添った熟年夫婦みたい」と友人らにやゆされることも。そんなふたりだから、結婚式はやらない方向だった。
「いわゆる王道の結婚式でなければやってもいいかも。友人と楽しみたいし、親にも友人のことを知ってもらえる機会になるから」と、ふたりが決めたこの日のテーマは「フェス」。前撮りで出会ったフリーのプランナーと「長良川うかいミュージアム」を会場に選び、パーティからスタートしたのも、まず友人同士が仲良くなってほしかったから。料理もドリンクもデザートもすべてビュッフェスタイルで、長良川を見下ろす広々としたスペースも自由に行き来しながら、ゲストたちは音楽に料理におしゃべりに興じた。その後は雰囲気を変えての人前式。とはいっても指輪の交換も誓いのキスもナシ。「1年前に婚姻届を出した時からはめている指輪をなぜ今頃? 人前でキスをする意味は?」と咲良さんらしい選択だった。
「フェス」らしく、ゲストはお揃いのリストバンドを着けた
長良川のほとりにあるイベントスペースが会場
1日のタイムテーブルをフェス風に大きなボードに表示
「好きなことをやって人生を楽しもう」というのが咲良さんの母のモットー。「一人の人として面白い存在」と咲良さんは語る
デザートビュッフェも秋のフェスらしいイメージで
この日のスタッフは、プランナーが用意した、KOHEI、SAKURAとプリントされたオリジナルスタッフTシャツを着用。フェスを盛り上げた
ドレスを着替えて挙式に臨む。父との入場はガーデンから
色鮮やかな料理が並ぶビュッフェ。会場の外でも、思い思いに楽しんでいた
披露宴はふたりで入場。あいさつ代わりにゲスト一人一人とハイタッチ
引出物はカタログマルシェ
長机でゲスト同士の距離が近く、おしゃべりも弾む。乾杯の後は歓談。ケーキカットも意味がないからと省略 !
フィンガーフーズのみテーブルに用意。季節感あふれるポップなテーブルコーディネート
挙式を終え、一日の最後に全員で記念撮影。披露宴後のため、和やかな雰囲気に

岐阜県在住
康平さん(25歳)
咲良さん(26歳)
挙式日:2024年11月17日
会場:長良川うかいミュージアム(岐阜県)
ゲスト:50名
岐阜県内の高校の同級生。受験勉強を頑張った同士からいつしか恋人へ。出会いから8年目にプロポーズ。
※ゼクシィ東海版2025年4月号より転載
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