【結婚式レポートin長野県】結婚式が一生の宝物に!高校生のみんなのおかげです
温かくて楽しいおもてなしでみんなの心を結ぶ
赤穂高校ブライダル講座の生徒たちがプロデュースする「やっちゃえブライダル」。ふたりは新郎伯父の勧めでこの企画に応募し、高校生たちとの準備の日々が始まった。掲げたテーマは「結ウェディング」。式に関わるすべての人が豊かに結ばれ、共に幸せをつくり上げる一日を思い描いた。
挙式は古民家の庭園で。「高校生がピアノ演奏やアテンドをしてくれて。ずっと一緒に考えてきた仲間だから、そばにいてくれて心強かったです」。
披露宴では、高校生が発案した演出を。ファッションセンスの良いゲストを選ぶ企画をはじめ、中座中にはBGM当てクイズや新郎新婦クイズを出題した。ふたりによる正解発表は、予想外の展開に。最後の問いの答えは「全部正解で……、5月に子どもが生まれます!!」と、新婦が妊娠を電撃発表。驚きの報告に、ゲストは手をたたいて喜んだり涙ぐんだり。みんなで2倍の幸せを分かち合った。
「式はしない」と考えた時期もあったというふたり。「最初は高校生の熱意に応えられるか心配で。でもアイデアを出し合って、ここまでつくり上げられたことが本当に嬉しいです」。ふたりとゲスト、高校生の思いが結ばれた一日は、生涯忘れない思い出になった。
ハロウィーンシーズンらしく、子どもたちが仮装して宝探し。見つけた宝物を大きな箱に入れて魔法をかけたら、宝物がお菓子ブーケに! それをプレゼントするという凝った演出で、子どもたちを喜ばせた
新婦が勤める保育園の園児たちが、お祝いの品でサプライズ。思わず涙が込み上げた
駒ヶ根高原の自然をバックに、ケーキセレモニー。消防士&保育士のマジパンは、ふたりを模して高校生が作成してくれた
新郎幼なじみの発声で、にぎやかに乾杯
妊娠報告と同時にスクリーンにはエコー写真が映し出され、会場は祝福の拍手に包まれた
高校生がシェフと打ち合わせを重ね、一品一品考案したオリジナル料理でおもてなし
クイズの正解発表は高校生が進行を務め、ふたりが回答するというスタイルに
当日は、高校生がフォトグラファーとしても大活躍
席札には、新婦のブーケとお揃いの小さなカスミソウブーケを添えて
ゲストと高校生に見守られ、結婚の誓いを立てた。ゲストが作ったサンドアートを完成させるセレモニーも

長野県下伊那郡在住
仁さん(28歳)
馨さん(25歳)
挙式日:2024年10月27日
会場:駒ヶ根高原 古民家ウェディング 「音の葉」(長野県)
新婦が、消防士として働く新郎の姿にひと目ぼれしアプローチ。交際1年の記念日に、婚姻届を提出した。
※ゼクシィ長野・山梨版2025年3月号より転載
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