【結婚式レポートin長野県】お嫁さんにしてくれてありがとう。トランプに思いを込めました
自然体のふたりに「らしいね」とゲストもにっこり
式の打ち合わせで泣いてしまうほど、涙もろい新婦。当日も本領を発揮し、新郎も思わずもらい泣き。涙のファーストミート後には、新郎の好きなところを記した52枚のトランプを登場させ、新郎を驚かせた。挙式までの待ち時間には、チャペルを「思い出写真館」にしてプロフィールムービーを上映。ゲストを飽きさせない工夫を凝らした。
厳かに誓いを立てた挙式と打って変わり、披露宴は新郎いわく「喜怒哀楽がはっきりしている」という新婦が周囲を巻き込んで、笑いあり涙ありのひとときに。中座中に、一人一人に宛てた手紙を開封してもらうと、「ずるいよ~!!」と涙するゲストが続出した。
新郎へのドレス色当てクイズを兼ねたお色直し入場では、父娘で歩くという夢を叶えた。そして正解発表へ。外れた新郎が、罰ゲームとして「新婦の好きなところ」「今日の私を見てひと言」といった新婦の質問に答えた。「怒っても泣いても全部好き」という答えには、ゲストが拍手喝采。ふたりの幸せを全員で分かち合う、そんな温かさに包まれた。
「ずっと感動でした! 悔いはないから、『もう一度』とは思わない」と新婦。その言葉には、思い描いたことをやり切った満足感が満ち溢れていた。
装花は、すべてアーティフィシャルフラワー。赤い花を効かせてスタイリッシュ&クールに
各卓に忍ばせた箱の中身は、一人一人に宛てた手紙。新婦父母をはじめ、あちこちで涙を拭うゲストの姿が
ふたりが手描きしただるまケーキに目入れ。新婦祖母が身を乗り出して、その瞬間をカメラに収めた
ゲストにひと言インタビュー。「今日のふたりには、アドバイスなんて何もない。そのままの瑞生ちゃんでいて」。新婦大学時代の先輩が、涙をこらえて祝福した
弟と祖母へのサプライズとして、中座のエスコートをお願い
ドレス色当てクイズの罰ゲームでは、新郎が新婦からの質問に答えた。新婦愛に溢れる回答に、新婦は「彼の人柄や“らしさ”を、みんなに知ってもらえたのが嬉しかったです」
テーブルラウンドを2回行って、いつものようにゲストとワイワイ
老舗料亭が手掛ける確かな味は、会場選びの決め手になった
結婚式のために髪を伸ばし、地毛で伝統の日本髪に
神前式は、100年の歴史が宿る欄間や襖(ふすま)に彩られた神殿で
長野県佐久市在住
和樹さん(28歳)
瑞生さん(29歳)
挙式日:2024年5月5日
会場:料亭 音羽(OTOWA)(長野県)
「最初から懐かしさを覚えたほど、考え方や好みが似ているんです」と新婦。交際4年で結婚式を迎えた。
※ゼクシィ長野・山梨版2024年10月号より転載
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