【結婚式レポートin長野県】アートが好きな私たちらしく結婚式はミュージアムで♪
演出は最小限。アートな空間でゆったり過ごす
「大好きな場所で結婚式をしたい」と、迷いなく美術館を選んだふたり。美術館ならではのアートな空間が、非日常のおもてなしになると考えた。
挙式は、建築家・隈研吾氏と現代美術家・ジャン=ミシェル オトニエル氏が手掛けた「風通る白樺と苔の森チャペル」で。2つのハートが支え合ってそそり立つオブジェをくぐり抜け、全面ガラス張りのチャペルで誓いを立てた。
抽象画家・花田和治氏の作品を展示したパーティ会場は、まさに美術館。絵画が交流を生むフォトスポットになって、ゲストが集まったり写真を撮ったり。「気軽に席を立ち、会話を楽しんでもらえて。初対面のゲスト同士が繋がれる場になったことも嬉しいんです」。
第一印象が、お互いに「お洒落な人」だったというふたりらしく、衣裳にもこだわりが。新婦のお色直し衣裳は、フリルをアシンメトリーに配したエアリーなチュールドレス。斬新なデザインに友人たちも興味津々で、新婦を囲んでにぎやかな会話が弾んだ。
結びには、「変わっていくことに勇気を持ち、変わらないものを見定める。それが夫婦なんだろうと思います」と締めくくった新郎。今まで支えてくれたゲストへの感謝を胸に、新たな一歩を踏み出した。
誓いのキスに、思わず照れ笑いのふたり。牧師のリクエストに応えて、もう一度キス
会場に飾った絵画は、美術館館長とふたりがセレクト
ブーケは白い花でまとめてシンプルに
新婦が勤める保育園から、ビデオレターのサプライズが
ゲストがふたりを取り囲んで、にぎやかにケーキセレモニー
リングピローは、絵の具で遊びながら手作り
「ひと目で気に入って、ずっと探していた」という憧れのドレスでお色直し入場。チェックのタキシードは、好みのブランドで購入した自前
温かな祝福の花びらに包まれて、「改めて、結婚するんだなぁと実感しました」
「大学時代の楽しい思い出には、いつもみんながいた」という友人7人と、仲良く中座
「15年来の仲」という新婦友人は、まだ新婦の結婚が決まっていない頃から友人スピーチの内容を考えるほど、この日を楽しみにしていたそう。「和貴さんといて、佐保子が佐保子らしく笑っている姿に嬉しくなったよ」
ゲストからイメージする色の絵の具で、席札にペイント
長野県小諸市在住
和貴さん(30歳)
佐保子さん(28歳)
挙式日:2024年5月18日
会場:軽井沢ニューアートミュージアム(長野県)
共通の趣味をきっかけに意気投合し、 交際がスタート。現代アートが好きなふたりのデートは、美術館が定番!
※ゼクシィ長野・山梨版2024年10月号より転載
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