【結婚式レポートin東京都】日本と欧米のパーティ文化のいいところを織り交ぜました
日欧のゲストがうっとり見守った。父とのラストダンス
オーストラリア人の母の元、中学から大学までをイギリスで過ごした新婦。母をはじめイギリスから招くゲストも楽しめる結婚式にしたいと、イギリスと日本のパーティ文化をミックス。邸宅を貸し切りにして、立食形式のカクテルパーティを行った。吹き抜けのリビング&ダイニングや庭先、プールサイドなど、思い思いの場所で過ごすゲストの元を訪れ、久々の再会の喜びと感謝を伝えるふたり。イギリスからのゲストが初めて目にした鏡開きでは、ふたりが自ら升酒をついで振る舞った。全員がうっとり見守ったのは、母の現在のパートナー、父、新郎、それぞれと新婦が踊ったラストダンス&ファーストダンス。「もともとダンスがうまいママのパートナー、練習を繰り返した新郎と違って、父とのダンスは笑いが起こるほど様にならなかったけど、楽しそうな父の姿が本当に嬉しかったし、最後、泣きながら抱き締めてもらったことは一生忘れません」
披露宴後は、残りたい人は残って楽しんでもらう欧米スタイルを採用。ほぼ全員が残り、よりリラックスしたムードの中、お酒や会話を楽しんだ。「やりたいことがすべて叶いました。一生に一度が、この形でよかったです」
挙式は屋上のテラスで。司会を友人2人に英語と日本語で依頼。披露宴の司会進行はふたり自ら、新郎が日本語、新婦が英語で行った
自然光たっぷりの会場は映画やドラマなど撮影にも貸し出されている邸宅。大きな窓、吹き抜けのリビング&ダイニングは開放感たっぷり
鏡開きからの振る舞い酒に興味津々のゲスト
装花は桜と折り鶴で和風に。「当日、会場入りして、一番に驚いたのが装花です。想像の何倍も素敵でした」
好きな場所で過ごすゲストの元を訪れるふたり。新郎はこの日のために、家で「英語タイム」を設け、イギリスからのゲストとも話せるよう特訓したのだとか
ゲストから好評だったプロフィール新聞は、表と裏で英語と日本語に
「こだわりのフードは、その量と質の高さにゲストも大満足でした」
新郎とのファーストダンスはムーディーに
挙式のリングドッグでも大活躍だった、ふたりの愛犬・千夜ちゃんがケーキにも鎮座
ダンス後、感極まった父が娘をきつく抱き締める様子に、ゲストの目にも涙が光った
千葉県柏市
佐藤悠介さん(28歳)
帆奈さん(28歳)
挙式日:2023年4月22日
会場:JASMAC YAKUMO
プロデュース:HAKU
ゲスト数:60名
会社の同期。新人研修で新郎が新婦にひと目ぼれ。友達のように対等で、にぎやかで楽しい夫婦が理想。
※ゼクシィ首都圏版2023年11月号より転載
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