【結婚式レポートin東京都】お笑いサークルで出会ったふたりの笑いの絶えない結婚式
支え合い、笑い合って生きる日々の始まり
家族やカップルでにぎわう日曜の水族館。年間パスポートを購入し、何度もデートを重ねた場所で、招待ゲストと一般客に見守られての「ハートフル ドルフィンウエディング」。何年も前、「いつかここでやりたいね」と語り合ったふたりの願いが叶った。
披露宴では新郎新婦がそれぞれにマイクを持ち、お笑いの有名な出ばやしがかかる中、「はい!ど~も~!」と入場。「本日、北は仙台、南は鹿児島から78名のゲストにお越しいただきました」、「そうですか!ありがたいですね!」、「結婚式、初めてだよ~という方?」、「あぁ結構いますね~」と、まるでこのまま漫才が始まるかのような掛け合いを続けながら高砂席に着くふたり。大学のお笑いサークルで出会ったふたりらしい幕開けにゲストは大喜び。
目玉は、元お笑いサークルの仲間たちによる「15秒漫才」。メンバーを入れ替え、時に新郎新婦の妹や新郎父を交え20組が登場し会場を笑いの渦に包んだ。「一生に一回、このタイミングでしかできないことだから、自分たちにとってもゲストにとっても印象に残る結婚式にしたかった」と新郎。未婚のゲストから「結婚式のハードルを上げるなよ(笑)」と突っ込まれた。
水族館での挙式はゲストへのファーストサプライズ。「いつかここでと思っていた場所に立ち、目の前でイルカショーが見られて、ゲストにも喜んでもらえて、アドレナリンやドーパミンが出っ放し。気持ち良かったです」
友人数名に似顔絵を頼んで、それぞれをウエルカムスペースに飾った
ファーストバイトでは、新郎の口から万国旗が飛び出すプチマジックを披露。「一番緊張した」とふたり
「オ~レ~、オ~レ~♪」と演歌のサンバを歌いながら再入場
ウエディングフェアでひと目ぼれした大きな装飾用の額縁に合わせて、ふたりの等身大パネルを用意。「芸能人みたい!」と撮影待ちの行列ができた
挙式後、水族館内を抜けて披露宴会場に移動。「一般のお客さんからも祝福されて、特に小さい女の子から『おめでとう』と言ってもらえたのが嬉しかったです」
「15秒漫才」では、新郎父も飛び入り参加
ゲスト席には当日有効の水族館チケットを置いた
「みんなで撮りましょう」と友人ゲストたちが声を掛け合いふたりを囲んでハイチーズ!
東京都葛飾区
町屋力樹さん(25歳)
華音さん(24歳)
挙式日:2022年10月2日
会場:品川プリンスホテル
ゲスト数:78名
教員養成大学のお笑いサークルで出会ったふたり。それぞれにネタを書き、自主公演の舞台に上がっていた。
※ゼクシィ首都圏版2023年4月号より転載
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