【結婚式レポートin長野県】きちんとよりも、楽しく。お色直しはダンスで入場♪
ふたりが仕掛けたユニーク&面白い演出が次々と
目指したのは、気取らないカジュアルな結婚式。クスリとしたり、楽しい気持ちになれたり。そんなゲストの姿を思い浮かべて準備を進めた。
最初の仕掛けは誓いのキス。新郎が顔を寄せた瞬間、新婦が上を向いて、キスが届かないというまさかの展開に……。焦る新郎の元に愛用のスケートボードが登場し、そこに乗って無事にキス。ふたりが仕組んだコミカルな演出に、安堵(あんど)と笑いが広がった。
お色直し入場の演出は、定番のドレス色当てクイズではなく、BGM当てクイズに。1曲ずつイントロが流れ、正解の曲が流れた瞬間にカーテンがオープン。ふたりが曲に合わせてノリ良くダンスを披露し、パーティを盛り上げた。
みんなを巻き込んで、一緒に笑い合った一日。締めくくりの花嫁の手紙には、絶えず笑顔だった新郎が男泣き。その姿に、もらい泣きのゲストも続出した。「私が涙をこらえて読んだのに、最後に全部持っていかれました(笑)」。少し不服そうな新婦だが、大切な人たちと温かな時間を分かち合えたことが何よりも幸せだったそう。この日を機に、コロナ下で疎遠になっていたゲスト同士が連絡を取り合ったり、再び集まったり。嬉しい知らせも続々と届いている。
一緒に中座した兄に、手紙のサプライズ。「『泣くわ、これ。絶対読めない』って。でも、後日私たちと彼の親宛てに手紙が届いたんですよ。嬉しかったです」
チェックのテーブルランナーに、切り株や流木、松ぼっくりをあしらって秋らしく
スケートボードに乗って、背の高い新婦に誓いのキス
「二人からもらった優しさと愛情を、これからたくさんの人にあげたい」。そんな誓いを込めた、父母との挙式入場
新婦兄夫婦のケーキバイトに、ふたりも大興奮
長く日本舞踊に親しんだ新婦。母が自ら着付けた留め袖を、感謝を込めて手直し
ドライフラワーに枝ものを添えたクラッチブーケ
抽選で選ばれたBGM当てクイズ正解ゲストと、記念の一枚
挙式でも活躍したスケートボードをふたりらしいウエルカムアイテムに
新婦祖母の形見のイヤリング&ネックレスを身に着けて。もう一つの祖母のイヤリングは、オレンジのフリンジでリメイクし、カラードレスとコーディネート
「ありがとう!」一人一人に感謝を伝えたフラワーシャワー
群馬県館林市在住
本沢悠真さん(24歳)
侑希さん(24歳)
挙式日:2022年10月15日
会場:軽井沢プリンスホテル フォレスターナ軽井沢(長野県)
SNSを通じて知り合ったふたり。新郎が猛アタックし、交際に発展した。共通の趣味はスケートボード。
※ゼクシィ長野・山梨版2023年5月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 長野県