【結婚式レポートin秋田県】旅立ちと始まりの日を心に刻みたいと思いました
音楽と四季をテーマに込めて心通わす時間
日々の暮らしでも、感じたことを「おいしいね」「楽しいね」と丁寧に共有するふたり。結婚式もお互いの心に節目としてしっかり刻みたい。そこで、テーマを「shiki」に。綾さんが勉強してきた音楽にちなんだ「指揮」、色彩の「色」、そして「四季」の意味を持たせて、大切な人との時間を丁寧に感じ取ろうと思った。
会場への案内役はカラフルなバルーン。そこには懐かしい写真があしらわれ、ゲストはふたりの思い出を振り返りながら式へ。チャペルでは、ゲストが音符のシールを貼った楽譜モチーフの証明書に署名したふたり。挙式後、光溢れる大階段に立つとみんなの表情が一度に視界に入り、胸がじんわり。一人一人に「ありがとう」を伝え、フラワーシャワーの祝福に満たされた。
続くパーティは、ゲストが自らテーブルを彩るフラワービュッフェからスタート。花いっぱいの空間の中、演出も多彩。鏡開きの後は、ふたりがお酒を振る舞い、和気あいあいとした雰囲気に包まれる。ひときわ印象的だったのは、ゲストのスピーチや家族への思いに男泣きする新郎と笑顔で見守る新婦の様子。式を迎えた安堵感や感謝をかみしめるふたりの様子は、みんなの心にもしっかり刻まれた。
ウエルカムスペースへいざなうバルーンに付けた写真の数々。足元にはふたりお気に入りのお酒のボトルに照明をあしらった装飾も
新郎の好きな桜をメイン席の背景に、春を先取り
リングボーイは新郎いとこの子が担当
「結婚式は節目だからしっかり誓いたい」と、キリスト教式を選択
音楽大学で打楽器の勉強をしてきた新婦。音楽にちなみ結婚証明書のデザインを楽譜モチーフに。感染対策でゲストの署名は本来の指印ではなくシールに
ブーケに好きなチューリップをあしらい、春を取り入れて
久々の再会を喜び合うゲストで賑わうメイン席。撮影や会話を満喫
叔父のスピーチに泣く新郎と、涙をぬぐう新婦。ふたりらしいやりとりをゲストが温かく見守る
新郎あいさつで再び男泣き。「優しい新郎さんだね」と褒められたのが嬉しかったと新婦
好きな花を選び、ゲスト自らテーブルを飾るフラワービュッフェ
お酒好きなふたりらしく、鏡開きの後は、自らゲストへお酒を振る舞うふれあいタイムを用意
秋田県横手市在住
近 佑磨さん(29歳)
綾さん(26歳)
挙式:2022年3月12日
会場:センティール・ラ・セゾン千秋公園
職場の同僚を通して知り合う。一緒にいると心豊かに過ごせそうと結婚を決意。2021年5月にプロポーズ。
※ゼクシィ青森・秋田・岩手版2022年9月号より転載
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