【結婚式レポートin秋田県】大きなしゃもじを用意して特大の愛をひとすくい
定番の演出も笑いを交えて、和やかな結婚式に
小学校のクラスメートとして出会い、裕奈さんが転校してからは長い間会うことがなかったふたり。約4年前、運命的にSNS上でつながると、会わなかった年月を感じさせないほど自然なやりとりで意気投合。仕事の関係で茨城に住む良太さんと、地元の秋田で暮らしていた裕奈さんは、交際当初から遠距離恋愛だったものの、子どもの頃から続いていたその強い絆で、大きな愛を実らせた。
小学生時代のふたりを知る友人も出席し行われたこの日の結婚式。新型コロナウイルスの影響で、ゲスト数は減ったけれど、祝福の熱量は人数以上の大きなものに。ふたりも大切な人の前で、笑いあり涙ありの誓いを交わした。
披露宴で皆の笑いを誘ったのは、ケーキ入刀後のファーストバイト。和装姿にちなみ、スプーン代わりのしゃもじで愛情サイズのケーキを食べさせ合うと、会場は大盛り上がり。また、余興のラストには、良太さんの愛を感じるサプライズが。「裕奈さんにプレゼントがあります」というアナウンスの後、友人たちからのお祝いメッセージがスクリーンに流れ、最後に良太さんが登場。「じいさんになってもずっとよろしく」という言葉に、裕奈さんは涙でうなずいた。
お互いの手を取り、まっすぐ目を見て永遠の愛を約束
新郎新婦の入場を前に、両家の父がキャンドルへ点火し、挙式ではふたりがその火を一つに。感動的なユニティキャンドルのセレモニー
ウエルカムスペースを、交際中の思い出や前撮り写真で彩った
開放的なベランダでカリヨンセレモニー
ピアノ演奏が上手な高校からの友人2人に連弾を依頼。祝福の気持ちが込められた美しい音色に、ゲストもうっとり
ハートのチップに温かいメッセージがたくさん。ゲストと一緒に作ったハートドロップスは大切な宝物に
新郎からのサプライズムービーに涙が止まらない新婦
友人の席には手書きのメッセージカードを置いてお出迎え
乾杯の後はたっぷり時間を取ってゲストとの歓談や記念撮影を楽しんだ
ミニブーケのようなフォルムがかわいい卓上装花
和テイストを取り入れたふたりの結婚式。和柄の箱に入ったプチギフトのお煎餅は、受付のディスプレーとしても活躍
和傘を差しての入場は、良太さんの強い希望
茨城県神栖市在住
児玉良太さん(27歳)
裕奈さん(26歳)
挙式日:2021年5月22日
会場:秋田キャッスルホテル(秋田県)
ゲスト数:45名
遠距離恋愛中は、ふたりの中間地点にある仙台でのデートが定番。プロポーズは地元の花火大会の帰り道に。
※ゼクシィ青森・秋田・岩手版2021年10月号より転載
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