【結婚式レポートin広島県】今日植えたオリーブの木に私たちの気持ちを託しました

二度の結婚式の延期を経てようやく迎えることができた結婚式。一時は「本当にやっていいのか」「ゲストに迷惑を掛けてしまうのでは」と悩むあまり、夕貴さんは体調を崩したこともあったが、あらゆる配慮を行った上で当日を迎えることができた。
ベールダウンで「やっと結婚式ができてよかったね。秀樹さんと仲良くするんよ」と母から言葉を掛けられた夕貴さんは何度もうなずいていた。
テーマは「オリーブウエディング」。夕貴さんは昔からオリーブの木が大好きで、いつか自分で育てたいと思っていた。オリーブの木の花言葉には「平和」や「安らぎ」という意味もあり、ウエディングテーマにもぴったりだった。
挙式会場には大きなオリーブの装花が。挙式中に行ったセレモニーもオリーブの鉢植えを使ったもの。それは受け付け時にゲストがオリーブの鉢に土を盛りペイントしてくれたもので、挙式ではふたりがさらに絵の具をペイント。そうして世界で一つだけのオリーブの鉢植えが完成した。
もう一つふたりが大切にしたかったのが家族への感謝。ふたりで陶芸にチャレンジして作ったカップを父母に贈り、餅つき、中座のエスコートなどで家族に感謝を伝えた。

高砂席もテーマであるたくさんのオリーブで彩った

病気で亡くなった父にも手紙を通して感謝を伝えた夕貴さん

受付でオリーブの鉢植えにアクリル絵の具でペイントするゲスト

挙式前、日本庭園で親族集合写真を撮影。小春日和の気持ちのいい天気がふたりを祝福しているよう

ふたりでゲスト全員分を手作りしたレザーのキーホルダー。席札の代わりにゲスト卓に置いてプレゼント

高砂席に集まってくれたゲストと談笑する夕貴さん。シンプルなドレスがよく似合う

ガーデンでゲストをお見送り

和モダンな会場に合うようにケーキ入刀の代わりに行ったのが餅つき。ふたりがついた後、友人や父母、きょうだいもチャレンジ

和装での入場は和傘を差してガーデンから

子どもゲストにインスタントカメラを渡し、自由に撮影してもらった

ふたりが陶芸をして作ったオリジナルのカップを父母に贈った

延期するたびに相談に乗ってもらったという母に、ベールダウンをお願い。娘を見つめる母の目が優しい

Profile

広島県広島市在住
秀樹さん
夕貴さん

挙式日：2021年10月3日
会場：三瀧荘（広島県）

共通のジム仲間から紹介され交際。三瀧荘のレストランでプロポーズし、2020年7月に婚姻届を提出。

※ゼクシィ岡山・広島・山口・鳥取・島根版2022年3月号より転載

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