【結婚式レポートin広島県】音声、映像、進行、演出、生成Alとのコラボで実現しました
思い出の海を見渡す会場でブルーを基調に
メディアアーティストとして活動している新郎・輝さん。ふたりの結婚式は生成AIを使って演出や進行プログラムを考え、アイテムを創作した新しいスタイルだった。3Dプリンターを使った愛犬のオブジェや、新婦・成美さんと姉の琴の演奏に合わせた映像とのコラボレーション、生成AIの音声による新郎新婦のプロフィール紹介や、ふたりからのメッセージを特殊なカードで読み込む装置を持ち込むなど、最新技術を取り入れてゲストを楽しませた。
そしてもう一つの特徴が子どもゲストの出席率の高さ。ゲスト37名のうち12名がおいやめいなどの子ども。そのため新郎新婦に花を届けてもらったり、自由に写真を撮ってもらったりするなど子どもたちが活躍できる場を設定。カプセルトイを使ったプレゼントもあり、子どもたちが楽しめる演出を取り入れた。
7年前、広島市内の海辺で初デートをしたふたり。結婚式も海を望む会場を選んだ。テーマカラーも海をイメージしたブルーにして、ゲストにふたりの思い出の海を楽しんでもらった。おもてなしの気持ちをたくさん取り入れながら、テクノロジーを駆使。ふたりは時代の先駆けとなる結婚式を実現できた。
生成AIの音声との掛け合いでスピーチや自己紹介をする輝さん。斬新な進行にゲストは感心していた
手作りのカプセルトイを楽しむ子どもたち。中身はふたりのイラスト入りキーホルダー
高砂席に飾る花は子どもたちに運んでもらった。これは生成AIが提案した演出
成美さんとその姉による琴の演奏に合わせ、輝さんは映像を映し出していた
インスタントカメラを使って子どもたちに自由に撮影してもらった。撮影した写真はその場で会場にディスプレー
ふたりのなれ初めをイラスト化した手作りポスター
「輝」という新郎の名前に合わせ、雨男を払拭するためにてるてる坊主を高砂席に置いた
初デートが海辺だったというふたり。結婚式の会場を選ぶ際も海を見渡すロケーションにこだわった
乾杯の発声をしてくれたのは父代わりとして育ててくれた輝さんのおじと子どもゲスト
成美さんが感謝の手紙を朗読すると、母は泣き崩れていた
キリスト教式を終えて笑顔で退場
リングボーイたちと記念撮影

愛媛県在住
輝さん(26歳)
成美さん(26歳)
挙式日:2025年1月11日
会場:W the Bride’s Suite(広島県)
2018年、広島の海辺のデートをきっかけに交際開始。2022年1月に婚姻届を提出し、結婚3周年に結婚式。
※ゼクシィ岡山・広島・山口・鳥取・島根版2025年8月号より転載
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