【結婚式レポートin東京都】歌って踊って語り合って。“これからはふたり旅”です
旅好きなふたりの山と海を描いたアイテムたちと
「結婚式は舞って♪」。友人に背中を押され、人前式後に趣味のフラを披露した。この日のために3カ月間レッスンした新郎のウクレレ演奏は、鳥たちの歌声と共に深まる絆や愛を描いたハワイアンソング。新婦は木造りのチャペル前で踊りつつ、久々に晴れ渡る初夏の空を仰いでは、「お父さん見てるかな?」と天国に思いをはせたり、真剣に奏でる彼の表情に「何だか可愛い」と感じたり。ゲストはもちろん、ふたりにとっても幸せに満ちた時間になった。
出会いは旅という共通の趣味。登山をする新郎は山が、フラを愛する新婦は海が好きで、指輪やケーキなどにも山と海のデザインを取り入れた。ブック型の手作り芳名帳は挙式中に2つ並べ、尾根と打ち寄せる波のシンプルな2本線を描いて結婚承認アイテムに。「365日ハグをします!」のハッピーな誓いも印象的だった。これまで多くを経験してきたふたりは、人生の陰もちゃんと見据えている。「大好きな人と毎日ハグできて幸せ。同時に、そんな存在をいつか失うかもしれない怖さもあります。でも、いつかの不安を考えるより、ふたりで楽しく踊りまくりたい」とニッコリ。結婚式のテーマは「これからはふたり旅」にした。
旅先から絵はがきを送り合うふたり。式前日には新郎から新婦へ恋人時代を振り返り「最も幸せな4年間でした。過去に戻ってもあなたと付き合うでしょう」のラブレター。当日はプランナーから新婦の手紙を渡してもらい、ファーストミート直前に気持ちが届く
イラストレーターの新婦。愛読書『赤毛のアン』のアン、ギルバートと自分たちを重ね合わせて描いた。プチギフトのチャイにも貼って
新婦祖母と母は、感慨深くプロフィール映像を鑑賞
読書が好きなふたりは、本棚に収まる芳名帳兼結婚承認アイテムをひらめいた
高砂席のアセビには「あなたとふたりで旅をしましょう」の花言葉が
幼なじみと中座
山と海を描いた結婚指輪
入場は2人の弟と
「めちゃくちゃ過保護に育ててくれました」という母は号泣
おとぎ話に出てくるようなケーキ。プリンスエドワード島で購入した思い出のスプーンで新婦へのファーストバイトを
とっさにこんな可愛い誓いのキス♪ 「厳かな雰囲気の中で恥ずかしくて待ちきれなくて」と新婦
神奈川県横浜市
Y.K.さん(36歳)
A.K.さん(28歳)
挙式日:2021年5月15日
会場:BARN&FOREST
ゲスト数:67名
世界一周旅をした新郎、国内外の自然に包まれる旅が好きな新婦。山と海を両手で表現して記念撮影♪
※ゼクシィ首都圏版2022年2月号より転載
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