【結婚式レポートin長野県】映画のワンシーンのように手のひらに誓いを込めて
ふたりを導いた“結び”に感謝を込めて
ふたりを結び付けたのは、一本の映画。夫婦となっても別々に暮らし、「結婚の実感がなかった」というふたりは、初めての共同作業として、思い出の映画をテーマにした壮大な結婚式をつくり上げた。
照明を落としたウエルカムスペースは、まるで映画館。映画を上映し、ポップコーンやドリンクでゲストを迎えた。
「だいすきだ」「一日一回笑わせる」――。映画のワンシーンを再現し、誓いの言葉を相手の手のひらに記したふたり。映画のキーアイテムである組ひもを使ってリングリレーを行い、ふたりとゲストの思いが結ばれる挙式となった。
披露宴のBGMも映画のサントラ。映画を想起させるメニュー名を付けた料理で、ゲストを楽しませた。親への感謝を伝えた「子育て卒業式」や新郎から新婦へのサプライズに続き、新婦から新郎へのメッセージムービーも。涙を拭う新郎の姿に、新婦が「泣いてるー!!」。涙あり笑いありの映画を観た後のような、幸せな余韻が会場を満たした。
結婚式に、映画のテーマである“結び”を重ね合わせたふたり。みんなと出会えたこと、こうして式ができること、そして未来に続くつながり。多くの“結び”に導かれ、ここから夫婦の一歩を踏みだした。
映画に登場する流れ星のように、ふたりの頭上に祝福のスターシャワーが降り注いだ
2着目に選んだグリッタードレスは、きらめく星空のよう
ゲストが星形のスタンプを押した「ウエディングスター」を完成させ、結婚証明書に
卒業証書を授与し、親への感謝を伝えた「子育て卒業式」。親族が編んだ組ひもを、両家の母に結わえてもらった
「ふたりでつくり上げた式は、一生の大切な思い出。この大変な一年を思えば、どんな困難も余裕で乗り越えられるね」。新婦からのメッセージムービーに見入る新郎の背後から、こっそり新婦が再入場!
映画館の座席表を模したボードに、映画チケット風の手作りエスコートカードを貼って、ゲストをお出迎え。ポップコーンも、映画館気分を盛り上げる小道具に
「ずっと一緒にいたい」という思いを込め、新婦にヒマワリの花束を
誓いの言葉はお互いの手のひらに
ベールダウンに憧れていた新郎母のために、ジャケットセレモニーを企画。笑顔の母とバージンロードを歩いた

長野県松本市在住
中林佑斗さん(28歳)
加夏さん(28歳)
挙式日:2021年6月12日
会場:ガーデンヒルズ迎賓館 松本(長野県)
ソフトバレーの練習で出会ったふたり。一緒に出掛けた映画鑑賞をきっかけに、交際がスタートした。
※ゼクシィ長野・山梨版2021年12月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 長野県













