【結婚式レポートin広島県】ふたりよりも今日はゲストみんなが主役です
日本庭園を眺める会場でアットホームに
以前、新郎祐貴さんが友人の結婚式に出席したのがこの会場。大人っぽく、落ち着いた和の空間をとても気に入り「自分たちの結婚式もここで」と決めていたそう。チャペルやバンケットから見える日本庭園は少しだけ紅葉が始まっていて、小春日和の気持ちのいい一日が始まった。
まだ誰もいない挙式会場のドアのそばで、新婦・雅さんは母の手によってベールダウンをしてもらう。娘のかわいい顔を見つめながら、ほほ笑む母の姿があった。「挙式はきちんとしたスタイルで執り行い、披露宴はカジュアルにしたい」というふたりの言葉通り、和風の挙式会場で行ったのはキリスト教式。リングキッズたちの活躍などもあり、神聖な中にも和やかに進行した。
披露宴では雅さんの大学時代の音楽の恩師が、この日のために曲を作ってピアノ演奏。美しいメロディーラインのその曲を演奏し終わると、会場が大きな拍手に包まれた。
祖父母やきょうだいにも感謝のシーンを取り入れたふたり。母にはこれまでの感謝を込めて花束を。父には「これからもみんなを守ってください」という思いを込めて、傘をプレゼント。ふたりらしい表現方法で「ありがとう」の思いを伝えていた。
バージンロードで友人の顔を見つけ、にっこりしながら進む雅さん
ブラウンやアイボリーの花を束ね、大きな麻布のリボンでまとめた雅さんのお気に入りのブーケ
「親友のように仲がいい」という母と娘。少し照れくさいけど「ありがとう」を伝えることができた
雅さんの大学時代の音楽の恩師がふたりのためのオリジナルの曲を披露して祝福。ふたりも大喜びで拍手を贈った
「目にも舌にもおいしいものを」と和モダンな会場にぴったりの料理内容をチョイス
祐貴さんは2人の弟と中座。親族席に差し掛かると、祖父の写真と一緒に記念撮影をしていた
お色直しの入場は日本庭園から。手を携えて進むふたりがとても絵になる
挙式はキリスト教式。手を取って誓い合う
それぞれのテーブルで自由に楽しんでいたゲスト。ふたりも何度もテーブルラウンドを行っていた
日本庭園で親族集合写真
「いつもやりたいことを応援してくれてありがとう」と、時折声を詰まらせながら手紙を朗読する雅さん

広島県広島市在住
川口祐貴さん(29歳)
雅さん(28歳)
挙式日:2020年10月31日
会場:三瀧荘(広島県)
同じ高校の1学年違い。当時は顔見知り程度だったが、友人の結婚式の二次会で再会し交際。
※ゼクシィ岡山・広島・山口・鳥取・島根版2021年6月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 広島県













