【結婚式レポートin広島県】No Camp, No Life! 愛用のギアに誓いました
今日だから言えた「ありがとう」と「ごめんね」の言葉
ふたりはキャンプが大好き。地元はもとより、富士山の麓でキャンプをしたこともあるなかなかのマニアだ。そんなふたりの結婚式のテーマは「LIFE IS CAMP~今しかできないことを~」。高砂席にはふたりの愛用テントやたき火セット、ランタンなどのキャンプギアをディスプレーし、「いつものふたり」を演出。結婚証明書は受付でゲストに署名してもらったランタンのレザーカバー。挙式でそのランタンが登場し、ふたりで火を灯すと結婚が成立し、大きな拍手が広がった。
披露宴でもキャンプ演出はたくさん。ウエディングケーキの代わりに登場したのは串に刺さった大きなお肉の塊。ふたりで同時にワイルドにかぶりつくファーストバイトでは、ゲストの笑顔とカメラが集まっていた。
また挙式前の家族との時間では、中学以来、父とあまり話をしていなかった慧さんが「今までごめん」と伝えることができた。息子の素直な言葉を受けた父は、涙を浮かべて息子をハグ。この日だから素直な気持ちを伝えることができ、父と息子の新しい関係がスタートした。「家族をはじめ、今まで関わってくれた人に感謝を伝えられたいい時間でした」とふたりは話していた。
美沙さんのお色直しの中座は2人の祖母と一緒に。思わぬサプライズに祖母たちは驚いていた
テント、たき火セットなどを並べた高砂席は、キャンプ場をイメージ
挙式の退場直前、美沙さんが慧さんの頬にサプライズキス!
乾杯の後、高砂席に次々とゲストが集まり、祝福の輪が広がった
反抗ばかりしてきた父に、今まで言えなかった「ごめんね」を伝える慧さん。その言葉を受けた父と涙のハグ。2人の心が溶けた瞬間だった
ウエルカムボードは富士山キャンプのときの写真を使ったもの
ケーキバイトの代わりに行ったのは、ふたりでお肉にかぶりつくワイルドな演出
母にベールダウンしてもらう美沙さん。緊張する母の姿に改めて、感謝の思いがこみ上げてきたそう
美沙さんの大好きなドライフラワーで作ったお気に入りのブーケ
ゲストが署名してくれたランタンのオイル缶カバーが結婚証明書。挙式中に火を灯して結婚が成立した
披露宴の中盤で撮影した全員の集合写真ではみんなのいい笑顔が収められた

広島県福山市在住
慧さん(27歳)
美沙さん(27歳)
挙式日:2020年2月23日
会場:The South Harbor Resort (ザ サウス ハーバー リゾート)(広島県)
同じ職場で出会い、交際。キャンプデートなどを楽しみ、交際2年後にプロポーズをして結婚へ。
※ゼクシィ岡山・広島・山口・鳥取・島根版2021年1月号より転載
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