【結婚式レポートin神奈川県】やっぱり挙げて良かった。会って話せて幸せ二倍です
湘南の海を見渡し小旅行気分でゲストも伸び伸び
天も地も、街中がずっと湿っていた梅雨の晴れ間。挙式に感動した新郎友人はこんなスピーチをしてくれた。「2020年、世界が忘れられないほど大変な年になっているけれど、牧師の先生の言葉に“病めるときも、健やかなるときも……”とあったように、手を取って幸せになってほしい。素敵な結婚式に招いてくれてありがとう」と。
準備期間中、参列可否を知らせる返信はがきはすでに届いていたが、新婦は改めて自分が招いた一人一人に出欠を再確認。「もちろん行くよ!」と多くの人が心待ちにしてくれていた。おうち時間を活用し新郎は装飾用のリースを手作りし、新婦は自宅でできるシールタイプのジェルネイルで花嫁支度もスムーズに♪
当日は式後も披露宴中も潮風抜けるガーデンやプールサイドでゆったりとした時間を過ごし、グループごとに仲良く記念撮影。久しぶりに会った友人と近況を報告して笑い合えることの喜びをかみ締めた。そしてゲストは非日常のロケーションを大満喫。湘南の海を見渡して「久々に旅行した気分!」。友人と語る、思い出になる写真を撮る、家族に感謝を伝える──。その当たり前ができた一日は「生涯忘れない」門出になった。
ゲストはアクリル板を設けた受付へ。「ペンの使い回しは気にする方もいるかも」と友人が助言をしてくれて、使い切りタイプにした
「お姉やん」と慕われる新婦は、妹と弟の3きょうだい。特に妹とは相談事も旅行もよくしたそう。妹は試作を重ねたリングピローを完成させ、姉から譲り受けた振り袖姿で参列して祝ってくれた
海を180度以上見渡すことのできるチャペルでの挙式。釣り船業を営み、3人の息子の名前にも“海”の文字を使ったほど海が大好きな新郎父母を思い、「ここで挙げられて本当に良かった」と新婦
直前にマスクを外して笑顔で撮影
空間を広く使い、1卓当たりの人数は少人数になるよう席次も再考した
新郎は儀礼服に、新婦は爽やかなレモンイエローのドレスに着替えて
ゲストに好評の料理。前菜は鎌倉のハムと鎌倉野菜
「みんなの元気な顔を見ることができました。挙げて良かった」と新婦は振り返る
晴れ渡るガーデンへ。特別な演出を設けなかったので時間はたっぷり。ゲストとゆっくり空を仰ぎ心地よい時間を過ごした
神奈川県横浜市
栗飯原海人さん(30歳)
みゆきさん(31歳)
挙式日:2020年7月19日
会場:リビエラ逗子マリーナ
料理が得意な新郎は、天真らんまんな新婦のおいしそうに食べる表情が大好き。新婦一押しはビビンバ!
※ゼクシィ首都圏版2020年11月号より転載
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