【結婚式レポートin神奈川県】人に、動物に、地球に優しいエシカルウエディング
大切な人を紹介し合って、みんなが幸せに
ふたりの結婚式のコンセプトは、人・自然・動物、みんなに優しいエシカルウエディング。例えば、料理には動物性食材を使わず、人にも動物にも優しいプラントベースのコースをシェフと一から考案。リボンワンズ、テーブルナンバー、席札、結婚証明書は、リサイクルや廃棄されたものを利用して手作り。ドレスはオーガニックコットンやシルクなど人にも環境にも負担の少ない素材を選んだ。「エシカルという軸を設けたことで、結婚式の一つ一つを『なぜやるのか』にまで立ち返って、ふたりで話し合いながら見直し選択できました。おかげでふたりらしい結婚式に」
さらにふたりらしさを色濃くしたのは「プロフィール紹介」だ。プロフィールブックでは、お互いの紹介文を書き合った。披露宴が始まると、ふたりからゲストをグループごとに紹介。思い出話を交えながら直接ゲストへの感謝も伝えた。披露宴中に紹介されるふたりのプロフィールは、両家の母が原稿を作成し司会者が代読。「絵本が大好きで弟が生まれてからは、読み聞かせをしてくれました」など母からでないと聞けない話にふたりもゲストもほっこり。ふたりだけでなく、みんなが幸せな日となった。
自宅近くの海岸で拾った貝殻やシーグラスなど。ゲストが好きなものを選んで貼って完成した結婚証明書
ゲストのドレスコードはカジュアル。肩肘の張らない装いでリラックスした会話を楽しんだ
新婦から祖母へ感謝状を贈呈。「お互いに泣いてしまって『ありがとう』しか言えませんでしたが、一緒に今日を迎えられて良かったです」
エディブルフラワーや野菜の色合いが美しい料理
ファーストミートでは意外にも「喪失感」を感じたそう。「今までのふたりが終わって、新しいふたりになるのを感じ、嬉しいのにさみしい不思議な気持ちに」
海をバックに元気に入場
プチギフトのオリーブオイルは席に置き、バゲットに付けたり料理の香り付けに使ってもらった
海が一望できるガーデン付きの会場(※)。ゲストはさまざまな場所で景色や写真撮影を楽しんだ
※Raffino Oceanは閉館し、現在はR・CASAという会場を神奈川県葉山町で運営しています。
ウエディングケーキは、北欧のお祝い事には定番といわれる甘くないサンドイッチケーキに。ファーストバイトでは「何事も分かち合う」意味を込めて分け合った
神奈川県
T.Rさん(37歳)
T.Eさん(29歳)
挙式日:2022年11月5日
会場:Raffino Ocean(※)
ゲスト数:51名
長身の新郎と小柄な新婦の身長差は約40cm。性格は共にマイペース。愛犬のトイプードル・めいちゃんと。
※Raffino Oceanは閉館し、現在はR・CASAという会場を神奈川県葉山町で運営しています。
※ゼクシィ首都圏版2023年4月号より転載
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