【結婚式レポートin長崎県】大好きな長崎らしい場所で思い出を重ねられました
伝統ある場所でふたりらしい喜びの日に
初めて会った日から、家族のような親近感を感じたというふたり。結婚式は、互いの大切な人たちとにぎやかに過ごせるものにしたいと、会場には舞台を備える料亭を選択。また「ロマン長崎」として、長崎の魅力を県外に広く伝える役割を担った経験を持つ新婦には、「創業378年を数えるここなら、ゲストに長崎らしい時間を楽しんでもらえそう」という思いもあった。
挙式は、庭園の離れで執り行い、その後は記念撮影を満喫。趣のある敷地内で、美しい花嫁姿を残すことができた。
披露宴では乾杯後早々に、鉢巻き姿の新郎と、姉さんかぶりの新婦がたすきを掛け、仲良く餅つきをして会場を温め、中盤では「長崎検番」の芸妓(げいぎ)による手ほどきでゲストが舞台に上がり、踊りや遊びを楽しむ余興が続いて大盛り上がり。さらに後半には、中国の伝統芸能を行う変面師が登場。壮大な音楽に合わせ、次々とお面を変えていく見事な芸に会場が沸いた。
最後まで笑顔が途切れることのない祝宴に、送賓の際は、「楽しかった!」「ありがとう!」と笑顔のゲストが次々とふたりの前へ。ふたりもプチギフトを手渡しながら感謝を伝え、三味線の音が響く中、夢のような一日を締めくくった。
挙式は庭園の離れで。長崎市内にある諏訪神社の神主が執り行った
新婦が父の胸ポケットにブートニアを指すと、父はその花を高々と掲げて喜びを表現
プチギフトは「ご縁の橋渡し」の思いを込めて箸に
お色直しでは花嫁の清楚な引き振り袖姿がゲストの目を引いた
自衛隊員として南極にも赴いた新郎、「ロマン長崎」として街のために尽くした新婦の仕事の様子をまとめて受付に
3人の弟が騎馬となり、新郎のお色直し中座を盛り上げた
ゲストを見送った後、新郎新婦も、芸妓の「送り三味線」を受けて結婚式を締めくくった
挙式でもリラックス。笑顔を見せた新婦
庭園での記念撮影を、待合室の友人が見つけて祝福
披露宴までの時間、館内の資料室「集古館」にゲストを案内。歴史を楽しんでもらった
新郎新婦による餅つきに会場は拍手喝采
披露宴の始まりには皆で「おひれ」をいただいた
芸妓の呼び掛けでゲストが余興に参加
見事な変面ショーに、会場からは「もってこーい(アンコール)」の声が
長崎県佐世保市在住
川添一斗さん(31歳)
聖華さん(27歳)
挙式日:2020年1月12日
会場:史跡料亭 花月(長崎県)
ゲスト数:86名
料理店で出会った新婦に新郎がひと目ぼれして話し掛けたところ意気投合。3年の交際を経て夫婦となった。
※ゼクシィ長崎版2020年10月号より転載
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