【結婚式レポートin大阪府】故郷のブラジルと日本。あふれる家族愛に包まれて
ファミリーの温かい祝福にゲストが感動!
ブラジルと日本、それぞれの家族の温かい愛情と祝福を受け、結婚式の日を迎えたユウジさんと南奈さん。
新郎新婦の入場前、チャペルの白い壁に大きく映し出されたのは、南奈さんをかわいがってくれた大好きな父の姿だった。「結婚式ではずっと、亡くなった父に感謝の気持ちを届けたいと思っていました」と、南奈さん。4歳で故郷のブラジルから家族で来日し、現在は母校の高校でサッカー部の顧問を務めるユウジさんとは、大学の同級生。亡き父のことをよく知るユウジさんの胸にも、同じように熱い思いが込み上げた。
一方、披露宴では、恩師や親族、同僚も巻き込んで、この上なく楽しい時間を過ごしたふたり。プロジェクションマッピングによる映像や、みんなで歌えるJーPOPの曲を取り入れた演出で、ゲストを思いきり楽しませた。特にゲストを感動させたのは、お色直しへの退場直前、ユウジさんが愛する父母をエスコート役にサプライズ指名した時のこと。今までの感謝の言葉を母国語のポルトガル語で伝えた瞬間だった。日本とブラジルにルーツを持つふたりの結婚式は、あふれる家族愛に包まれて、そこにいる全てのゲストの心を熱くした。
挙式では入場前に、南奈さんの亡き父へ思いを届けるムービーを上映
母との入場後、感動のベールダウン。ひと足先に入場していたユウジさんがバージンロードを迎えに来て、ゲストが見守る中をふたりで歩いた
ゲストから届いたサプライズのメッセージに感激
挙式後はラフな雰囲気のウエルカムパーティでゲストと合流
幼い頃、家族そろって故郷のブラジルから来日したユウジさん。日本で思う存分、大好きなサッカーを続けさせてくれた父母に、ポルトガル語で感謝の言葉を
大好物のぶどうをウエディングケーキに。ファーストバイトは長い柄のしゃもじで!
映像や音楽にこだわったふたり。入場はマッピングを駆使
幼い頃から大の仲良し。新婦の妹は常に間近で姉の花嫁姿を見守った
お色直しのドレスはテーマカラーのゴールドがモチーフ
ウエルカムパーティを締めくくった和気あいあいの全員集合写真
ゲストのお見送りでは南奈さん自らスマホでゲストとの思い出を撮影
大阪府大阪市在住
カトウ ソアレス バチスタ アウリス ユウジさん(24歳)
厚見南奈さん(24歳)
挙式日:2020年3月15日(日)
会場:The 33 Sense of Wedding-ザ・サーティスリー センス・オブ・ウエディング-(大阪府)
ゲスト数:91名
同じ大学、学部で学んだ同級生カップル。グループ内で遊んでいるうちに親しくなって交際がスタート。
※ゼクシィ関西版2020年8月号より転載
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