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【結婚式レポートin兵庫県】たくさんのありがとうをお世話になった人に伝えたい

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ふたりの道のりと今を感じられる特別な一日に

今年は1995年1月17日の阪神・淡路大震災から25年という節目の年。震災後1年の間に神戸に生まれたカップルに、会場側が公募で結婚式をプレゼントする「心の復興応援企画」は、神戸のカップルに夢と新しい未来を届け続け、第3回目を迎えた。
毎年ふたりで東日本大震災の被災地、宮城県に足を運び、現地とのつながりを大切にしている岡本さんたちもそのうちの1組。「防災の日に生まれ、震災を小学2年生で経験した私と、震災後に生まれた新郎は、防災教育を学ぶ同じ大学のゼミの卒業生です。多くの人の支えがあり、この日を迎えることができました」と、新婦の緑さんは感慨深い。
人前式ではふたりの友人や恩師、その家族らが全力でふたりをサポート。披露宴では「東北の味で、東北の魅力を伝える時間をつくる」をテーマに、ふたりの愛する宮城県の特産品を取り入れた。防災や被災地の復興支援は、すでにふたりの人生そのもの。最初は1月17日直前に式を挙げることに少なからず抵抗を感じていた緑さんだったが、大切な人々に思いを届けるには「このタイミングでよかった」と心から思えるように。ふたりの未来につながる記念すべき新たな一歩となった。

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ふたり並んで腕を組み、いよいよ「結婚するんだ」と実感

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両家両親に温かく見守られながら、和やかに挙式のリハーサルを

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新郎の幼なじみと、姉のような存在の新婦同僚が人前式の立会人代表に

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神戸の街を背景に、新郎はブロッコリー、新婦はブーケを元気にトス

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震災で母を亡くし、高校の環境防災科で共に学んだ新婦親友の息子たち。リングボーイで挙式をお手伝い

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ふたりの恩師の2歳のまな娘がフラッグガールを

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ブーケセレモニーでは、ゲストから花を受け取るたびに笑顔があふれた大二さん

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再入場はふたりのこれまでの防災活動の歩みを紹介する手作りの新聞を手渡しながら

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魚料理に添えるホタテは、ふたりをよく知る宮城県雄勝町の生産者から取り寄せたもの

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いちごのケーキにはふたりのイニシャルを

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ドレスの色当てクイズは、宮城県女川町の日本茶フレーバーティーを使って。ポップも手作りで用意

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ふたりの恩師はスピーチでも大活躍。後半はフレーバーティーで再び乾杯!

プロフィール
Profile

大阪府高槻市在住
岡本大二さん(24歳)
緑さん(33歳)

挙式日:2020年1月13日(月・祝)
会場:北野クラブ KITANO CLUB(兵庫県)
ゲスト数:80名

神戸で生まれ育ったふたり。プロポーズは緑さんが運転する愛車の助手席で、9歳年下の大二さんから。

※ゼクシィ関西版2020年7月号より転載

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