【結婚式レポートin静岡県】タイムカプセルを開ける10年後が楽しみなんです
出会いに感謝して過去・現在・未来をつなぐ一日に
どこかで出会い、互いが互いを必要とし、寄り添って築くことができた関係は「声を大にして伝えたいほど素敵なもの」だと話す新婦の純加さん。それは純加さんと新郎の達也さんとの間だけでなく、ゲスト一人一人との絆も同じこと。だから結婚式のテーマは、「過去と未来をつなぐ日」に。招いたゲスト全員とあの日、あの場所で出会えたことに感謝し、この縁が途切れず、ずっと付き合っていきたい気持ちを表現しようと思った。
挙式の立会人は中学校の同級生に依頼。昔からのふたりを知る友人がオリジナルの誓いの言葉で場を盛り上げ、思いのこもったお祝いの言葉を贈ってくれた。未来に続く熱い友情を感じる時間となった。
パーティのメインイベントは、タイムカプセルのセレモニー。ゲストは10年後の自分へ、そしてふたりへのメッセージを書き、ボックスに投函(とうかん)。「10年後にも私たちの人生には皆さんがいて、皆さんの人生の中に私たちがいる、そんな関係であり続けたいという思いをぎゅっと込めました」
人前式の立ち会い、フラダンス、スピーチや余興と、多くの友人が華を添えた結婚式。過去と現在、未来を、お祝いの心と感謝を表現した演出がつなぐ、最高の一日となった。
挙式では中学校の同級生に立会人を依頼
会場に続く廊下にはふたりの歴史が伝わる写真を飾り、床には「過去と未来をつなぐ」という意味の英文を貼った
ふたりオリジナルのタイムカプセルの儀式
友人作の映像に涙が込み上げる
花嫁姿を真っ先に親に披露。手紙を用意してくれた母が涙で読めず、父が代読してくれた
海外をはじめ遠方からも数多くの友人が駆け付け、感無量のふたり。たくさんの友人とハグし合った
ウエルカムフードがリゾート気分を盛り上げた海辺の会場
多くの同級生が中央の卓に
ロビーの階段でフラダンスを披露。「毎週レッスン後に残って練習してくれた仲間といい思い出ができました」と新婦
親への感謝を伝え、手作りのアルバムを贈った。最後の数ページは空白にし、「これからも一緒に思い出をつくろう」という思いを込めた
弟をお色直し中座のエスコートにサプライズ指名。「招待状の返信に温かなお祝いの言葉を書いてくれて、姉弟のありがたみを感じました」
友人のお祝いの言葉に涙が
静岡市在住
林 達也さん(29歳)
純加さん(29歳)
挙式日:2019年1月27日
会場:ベイサイド迎賓館 静岡
ゲスト人数:98名
ふたりは小・中学校の同級生。当時は接点がなかったが、大人になって再会し、交際、結婚に至った。
※ゼクシィ静岡版2019年8月号より転載
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