【結婚式レポートin長野県】大切な人たちに感謝を伝えられて胸がいっぱいに
中学時代の初恋が叶った夢のような一日
中学の同級生で、新婦の片思いから10年後の再会を経て初恋を実らせたという運命的なふたり。「私たちが結ばれた奇跡はみんなの存在があったから」。結婚式はふたりの人生に関わってくれた人たちに感謝の気持ちを伝える一日にしようと、工夫を凝らした。
会場は、善光寺の表参道で370年の歴史を歩んできたクラシカルなアールデコ調の洋館。レンガ造りのチャペルでの人前式に続き、披露宴は日本庭園を間近に望む優美なダイニングで。「結婚式をするなら、絶対にココで」と心に決めていた新婦の夢がかたちになる日が訪れた。
披露宴は食事と歓談の時間を大切にし、和やかでアットホームな雰囲気に。ゲストはレストランとしても人気の高い美食に舌鼓を打ち、リラックスして会話を楽しんだ。ふたりの披露宴を何より象徴したのが、新婦妹からの手紙。「今日のお姉ちゃんは一番綺麗だよ」。心のこもった言葉に新婦が目を潤ませ、その様子を見守るゲストも心を打たれるような、祝福に満ちたひとときになった。
「みんなニコニコして楽しんでくれた」と嬉しそうな新婦。初恋の人と結ばれゲストと過ごしたすべてのシーンが、夢のような思い出となった。
大正ロマンが薫る格式ある会場。新婦が好きな紫色とフューシャピンクを差し色に、装花もシックに
窓越しの滝が美しいクラシカルなチャペルでの人前式は、厳かな雰囲気の中にも温もりが
新婦従兄が飛び入りでユーフォニアム演奏を披露。しっとりしたバラードに会場中が聴き入った
友人のように仲がいいという新婦妹が、涙で声を詰まらせながらふたりへの祝福の気持ちを伝えた
ふたりと両家父母が握手を交わした結びの儀。優しく新婦の手を取った新郎母の目には光るものが
四季折々の顔を見せる庭園と趣ある建物が、特別な一日を演出
中学時代の卒業アルバム写真を使用して懐かしいふたりの姿を楽しんでもらったプロフィールパンフレット
「中学時代から優しいところが好きだった」という初恋の人と結ばれた夢のような一日
中学の卒業式で新婦が強引にゲットしたという新郎の制服の第二ボタンをウエルカムコーナーに
披露宴後半はキュートにお色直し。各卓をまわりゲストと共に過ごした
長野県長野市在住
岡田崇希さん(27歳)
香穂さん(26歳)
挙式日:2018年12月8日
会場:THE FUJIYA GOHONJIN(藤屋御本陣)(長野県)
招待客:59名
ふたりは中学時代の同級生。「その時はまさか結婚するとは思わなかったね」と運命の不思議を振り返る。
※ゼクシィ長野・山梨版2019年7月号より転載
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