10人の子育てフル回転!ふうふの幸せのカタチ『1/LOVERS』
結婚したって、しなくたって、何度したって、いい。
一緒に暮らしても、それぞれに住まいがあっても、いい。
家族が増えても、ずっとふたりっきりでも、誰が何と言おうとも。
ふたりの決めた幸せは、全部、いい。
みんなのカラフルな“幸せのカタチ”をシェアしていきましょう。今回は2歳から大学3年生まで10人の子育てを楽しむふたりの話──。
結婚したって、しなくたって、何度したって、いい。
一緒に暮らしても、それぞれに住まいがあっても、いい。
家族が増えても、ずっとふたりっきりでも、誰が何と言おうとも。
ふたりの決めた幸せは、全部、いい。
みんなのカラフルな“幸せのカタチ”をシェアしていきましょう。今回は2歳から大学3年生まで10人の子育てを楽しむふたりの話──。
さぃさんは第1子を20歳で、第10子を39歳で出産した。上から大3・大1・高2・中3・中1・小5・小3・小1・4歳・2歳。
パパさんは9人の出産に立ち会った(第1子だけ間に合わず)。「生まれて感動!というより、終わった、良かった、無事だ、と毎回ホッとする感じです」と彼。
子どもたちは勉強が得意な子、生活力にたけた子、やんちゃが過ぎる子もいて個性はもちろんバラバラ。小3ぐらいまではケンカも絶えないけれど「中学生になると親の機嫌の取り方もマスターし、怒られないギリギリのところで羽を伸ばしています(笑)」と彼女。
上の子どもたちが幼い頃は衣食住を整えることに必死な毎日だったが、子どもが増えるほど個性や進路もそれぞれ。「幼児から大学生までいる今が一番、子育て黄金期!」
彼は11人きょうだいの六男、彼女は5人きょうだいの次女で共に大家族の中で育った。恋人時代、彼女は彼の実家を特集したテレビ番組を見て「家族になりたい」と感じた。「楽しそうで温かくて。お義母さんがつづった冊子にはお金では買えない幸せについて記載が。その考えは私の両親と同じでした」。
きょうだいが多く欲しい物を我慢した経験はあっても、苦労を感じることはなかった。「十分に与えてもらってもそれに気付かなければ喜べない。与えてもらったことに感謝できるから、十分であり、幸せと思える。その“幸せと思える心”に育ててもらいました」
そんなふたりの合言葉は「どうせやるなら喜んで!」。悩んだら“ふうふ時間”をつくり、気持ちを吐き出し合った上で喜び探し!
成人式を迎えた長女からは「親に恵まれたから今の幸せがある」と手紙が。「私たちが親から与えてもらった“幸せと思える心”がわが子にも繋がって、ふたりで涙しました」
今日もさぃさんは4時ごろ起き、6時過ぎにみんなを起こすまでお化粧をして朝食を作りつつ、いかに自分時間を生み出すかの挑戦。起きてきた子どもたちは自らできることをして一日が動き出す。
「楽しく子育てができているのは周囲の理解や社会の支えがあってこそ。恩返しにファミリーホーム(※1)を開き、温かい家庭の輪を広げたい」と夢を語る。
小さな結婚式だったが、ふたりの誓いを家族が温かく見守ってくれて涙が溢れた
結婚20年目、2回目の家族旅行では長女の成人も祝った。周囲の頻繁なお出掛けに憧れた時期もあったが、全員揃ったことに最高の幸せを感じた
右:パパさん(43歳)
左:さぃさん(41歳)
ほわっと優しい天然キャラのパパさん。子育ても家事も仕事も、いつも丁寧に生きているさぃさん。@10kids.sai
構成・文/千谷文子 撮影/竹村陽子 D/mashroom design
※1 ファミリーホームとは、家庭環境を失った子どもを里親や児童養護施設職員など経験豊富な養育者が、家庭に迎え入れて養育する住居のこと
※Photo Episodeの写真はおふたりからの提供
※掲載されている情報は2026年8月時点のものです