30代半ば、家族計画は風任せなふたりの幸せのカタチ~『1/LOVERS』
結婚したって、しなくたって、何度したって、いい。
一緒に暮らしても、それぞれに住まいがあっても、いい。
家族が増えても、ずっとふたりっきりでも、誰が何と言おうとも。
ふたりの決めた幸せは、全部、いい。
みんなのカラフルな“幸せのカタチ”をシェアしていきましょう。今回は、自然の成り行きに身を任せ、家族計画も風任せなふたりの話──。
結婚したって、しなくたって、何度したって、いい。
一緒に暮らしても、それぞれに住まいがあっても、いい。
家族が増えても、ずっとふたりっきりでも、誰が何と言おうとも。
ふたりの決めた幸せは、全部、いい。
みんなのカラフルな“幸せのカタチ”をシェアしていきましょう。今回は、自然の成り行きに身を任せ、家族計画も風任せなふたりの話──。
彼女が初めてマッチングアプリに登録したその日に、彼と繋がった。「電話で話そう」と言われ急展開に戸惑ったが、その日から毎日5時間、深夜3時までおしゃべりは止まらなかった。「フィーリングが合って沈黙も苦じゃなかったぐらい」と彼。10日後には、車で1時間離れた彼宅で初デートをして恋人に。
元音楽教師の彼女は感情豊かに喜怒哀楽を表現する性格。一方、感情の起伏が少ない彼はいつもニュートラル。そこには物足りなさを感じた彼女だったけれど、へこんだ時にいつもと同じ彼でいてくれる安心感に救われた。彼もまた感情を爆発できないコンプレックスを、彼女の存在で魅力に変換できた。
今から10年前の電撃な両思いは、彼女の初めての経験。休日は車を走らせ、食事を用意して、作り置きまで。「両思いって何やっても楽しい♪」と、ときめきは続いた。
周囲が結婚し始めると彼女は焦り出し、結婚式会場や住宅展示場へのデートを計画。するとまだその気ではない彼から別れ話を切り出されてしまうが、彼女からの10スクロールに及ぶSNSの思い出メッセージに心動かされ、2日で復縁!そして彼からのプロポーズを経て結婚へ──。
その後は、彼女親の闘病をサポートするため、彼も転職して彼女の地元で暮らし始めた。新生活は喜びと同時に、彼女母の他界、難病を患う彼女父のサポートと怒濤(どとう)の日々が続き、今ようやく父の治療も落ち着いて平穏な日々を送っている。「何もない日常こそ幸せ」を実感中。
ふたりはもうすぐ30代後半。周囲から不妊治療を勧められることもあるけれど、家族計画は自然のままに風任せ。「出会った時から、自然の流れに乗ったふたりだったし。子どもがいる幸せ、子どもがいない幸せ、どっちも本物だから」。夫婦関係は人と比べず、ふたりの今の旬な幸せを大切にしている。
彼女の地元の友達たちと過ごす時間はふたりの幸せ。
彼ひとりで参加することも多く、それもふたりの幸せ
120名招いた結婚式では、ケーキじゃなく大好きなミートに入刀!
愛されキャラのふたりを囲んでゲストも大盛り上がり
左:すけぴさん(34歳)
右:もぴさん(35歳)
元音楽教師の彼女は、闘病する家族を支えるため自由がきく外資系金融に転職。人と関わることが好きな彼は仕事が休みの日、ホームパーティやテニスを満喫している。
構成・文/千谷文子 撮影/保田敬介 D/mashroom design
※Photo Episodeの写真はふたりからの提供。
※掲載されている情報は2025年12月時点のものです