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[全文掲載] 花嫁の手紙vol.59~思い出をワンシーンとして描く~

花嫁の手紙を読む新婦

花嫁が親や家族への思いをつづった手紙を読む「花嫁の手紙」は、結婚式の定番演出。普段言えなかった素直な気持ちを伝えられる良い機会ですが、何をどう書いていいかわからない…なんて悩む花嫁さんもいるのでは?そこで卒花の実例から、あなたが花嫁の手紙を書くためのヒントやコツを見つけてみませんか?

「準備を進めるにつれ『読む時間を取ってもらいたい』と思うようになりました」

友人の式に参加した時に感動した経験や友人の親が喜んでいる様子から「いつか私もこんな風に感謝を伝えられたらな」と思っていたあやかさん。式の準備が進むにつれて、「何のための式だろう」と考えるようになりました。

「家族に感謝の気持ちを伝えたい」というテーマが固まってきたころ、式で手紙を読むことを「何となく読もうかな」・・・という気持ちから「読む時間を取ってもらいたい」と思うようになったそうです。

■招待ゲスト数…34名(家族、親族、友人)
■花嫁の手紙を書き始めた時期…式の約1週間前
■花嫁の手紙を書くのに要した時間…1週間
■式で花嫁の手紙を読んだ時間…約5分

【GOODポイント&感動ポイント】

数々のウエディングで司会という枠にとらわれず、たくさんの花嫁さんの結婚式の演出や「花嫁の手紙」の相談にも乗っている優月さんにコメントを頂きました。(優月りなさんInstagram/@ mc_yuzuki_rina)

映画のように情景が浮かぶ描写がGOOD

【A】の父との電話、紹介した日の様子、バージンロードを一緒に歩いてほしいとお願いした時の表情など、映像として思い浮かぶ描写力が秀逸で、ゲストもその瞬間に立ち会ったかのような臨場感がありますね。事実だけでなく“感情”も丁寧に折り込みながら、心の揺れや気持ちの変化が言語化されていて共感しやすい内容でした。また、ハンカチではなくバスタオルという下線部の言い回しは重くなりすぎず、優しい笑いが生まれる良いアクセントになっています。
 
【B】の「どっちが親かわからんね」の表現にはユーモアもあり、母娘の信頼関係も見える名フレーズだと感じました。手紙に「重さ」と「軽やかさ」が共存していて、聞いていて心地よい印象を受けます。下線部は等身大で素直な表現で“なんやかんや”という語感が、飾らず自然な、ちょうど良い軽さが出たと思います。映画のように情景が浮かぶような描写が素敵なお手紙でした。(優月さん)

花嫁の手紙「読んでどうだった?」「受け取ってどうだった?」

このお手紙を書いたあやかさんと、お手紙を受け取ったお母さまにお話を伺いました。

手紙を読んでどうだった?

花嫁
かけがえのない時間になりました

母、亡くなった父、弟にいつもは言わないような感謝の気持ちを伝えることができて嬉しく、かけがえのない時間になりました。それだけではなく、私の家族はこんなに素敵な人なんだよとみんなの前で紹介できたことも嬉しかったです。また、母方の祖父母が喜ぶ母の様子を見て、嬉しそうにしていたのもよかったです。

書く前後で気持ちに変化はあった?

花嫁
これまでを振り返ったり、心の整理をするいい機会になりました

文字に起こして声に出すことで「本当に深い愛情を持って育ててくれたんだな」と感じました。父が亡くなって7カ月しか経っておらず、気持ちの整理もつかないままの式で、幸せなはずなのに泣いてばかりでした。手紙を書くうちに、「ここまで大切にしてくれた父は私が泣いて下を向いていることを悲しく思うはずだ、前を向いて幸せにならなくちゃ」と思えるように。自分の人生を振り返り、心の整理をするいい機会になりました。

苦労&工夫したポイントは?

花嫁
たくさんあった言いたいことをまとめるのに工夫をしました

言いたいことがありすぎてまとまらないのが一番困りました。ゲストに自分の素敵な家族を紹介したかったので、エピソードを交えながら書き進めたのですが、これも、あれも、と短編小説のようなボリュームになりそうだったので、家族の人となりが分かるエピソードを厳選するようにしました。

後輩花嫁さんにアドバイスを

花嫁
結婚式だからこその演出で、かけがえのない時間を得られました

恥ずかしいし、独りよがりな気がするし、誰得なんだろうと思うかもしれないけど、逆にこんなに大勢の前で感謝の気持ちを伝えられるのは人生で一度きり。自分のことを大切に思っている人が集まってくれている式なので、遠慮せずに時間を取ったらいいと思います!入学式、卒業式と節目は今までにたくさんあったけれど、自分の節目の式ってこれからはもうほとんどありません。私は読んだことでかけがえのない時間を得られました。

お手紙を受け取ったお母さまより

新婦母
母娘の関係はこれからも変わらないので、いつでも頼ってね

小さかった娘が、はやお嫁に行く日を迎えたんだなぁと思うと、嬉しい反面、少し寂しい気持ちにもなりました。でも、お嫁に行っても母娘の関係は変わらないので困った時はいつでも頼ってほしいです。

From編集部

セリフを手紙に盛り込むと、思い出がワンシーンのようになります

これまでの思い出をセリフなどを交えて書くことで、思い出や登場人物がより“立体的”になり、登場人物の声のトーンや表情、距離感までが伝わる効果があります。まるで当時のワンシーンを見ているかのような気分になるゲストも多いはず。当時のセリフを少し添えるだけで、思い出はグッと“ワンシーン”として浮かびます。そんな書き方を手紙にも取り入れてみませんか?

監修
監修優月さん

優月りなさん

MC・司会者・ナレーター・ラジオDJ

ウエディング業界歴18年で東京を中心に全国出張可能な司会者。幅広いスタイルの結婚式で新郎新婦らしさに溢れた人前式や、パーティの演出も提案。ブライダルモデル育成の経験から新婦の立ち居振る舞い、音楽やお手紙の相談など幅広く行っている。また、講師としても15名以上の司会者を輩出し、プロ司会者へオーダーメイドレッスンも行っている。

構成・文/RIE☆ D/ロンディーネ
※掲載されている情報は2026年1月時点のものです

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