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[全文掲載] 花嫁の手紙vol.58~手紙の中で結婚式のテーマについて触れる~

花嫁の手紙を読む新婦

花嫁が親や家族への思いをつづった手紙を読む「花嫁の手紙」は、結婚式の定番演出。普段言えなかった素直な気持ちを伝えられる良い機会ですが、何をどう書いていいかわからない…なんて悩む花嫁さんもいるのでは?そこで卒花の実例から、あなたが花嫁の手紙を書くためのヒントやコツを見つけてみませんか?

「私たちを支えてくれた感謝を家族だけではなく、ゲストへも伝えたいと思いました」

「花嫁の手紙は“結婚式といえば”の定番の演出。だからこそ、読むことに迷いはなかった」と語る梨里花さん。せっかくゲストの皆さんの前で読むのなら、親への感謝だけでなく、これまで支えてくれた周囲の方々へも思いを届けたいと考え、親とゲストの両方に向けた手紙を読むことにしました。

■招待ゲスト数…57名(家族、親族、友人)
■花嫁の手紙を書き始めた時期…式の約1カ月前
■花嫁の手紙を書くのに要した時間…1日間
■式で花嫁の手紙を読んだ時間…約4分30秒

【GOODポイント&感動ポイント】

数々のウエディングで司会という枠にとらわれず、たくさんの花嫁さんの結婚式の演出や「花嫁の手紙」の相談にも乗っている優月さんにコメントを頂きました。(優月りなさんInstagram/@ mc_yuzuki_rina)

誰もが感情を動かされる表現がつづられていてGOOD

日常のひとコマを丁寧につづり、読む人の心をそっと動かす表現がたくさん盛り込まれているお手紙でした。
 
お手紙の前半【A】では、結婚式で新郎新婦がしたかったことの思いがストレートに伝わってきました。聞く人の気持ちに寄り添う丁寧な導入で、特に下線部の表現には、思いや時間の蓄積と「ありがとう」が溢れて止まらない余韻を感じました。
 
親への感謝を伝えている【B】では、シーンが目に浮かぶような表現で素敵です。特に、下線部分では、婚姻届にサインする一瞬の描写がリアルで、父から娘への不器用ながら力強い愛と未来への願いが伝わりました。
 
【C】の感謝だけではなく、「これからの幸せを安心して見守っていてほしい」というメッセージ。寂しさと決意のバランスが絶妙で、手紙のクライマックスにふさわしい感情の着地点だと思いました。(優月さん)

花嫁の手紙「読んでどうだった?」「受け取ってどうだった?」

このお手紙を書いた梨里花さんと、お手紙を受け取ったお母さまにお話を伺いました。

手紙を読んでどうだった?

花嫁
私たちの式のテーマを実現しやすい演出だと感じました

式のテーマは「一人一人への感謝を伝える」でした。花嫁の手紙の演出は私たちのテーマを実現しやすい演出だと感じました。ゲストそれぞれへのありがとうエピソードはエスコードカードに書いたのですが、花嫁の手紙ではそれらのまとめという形で話ができたと思います。普段の生活の中でも感謝の気持ちは伝えられると思いますが、改まってじっくりと聞いてもらえる場所は、この演出ならではだと思います。

一番伝えたかった気持ちは?

花嫁
もちろん「感謝」です

親へは28年間育ててくれて、やりたいことを応援してくれたことへの感謝。新郎の親へは、いつも優しく迎え入れてくれることへの感謝。ゲストへは日々の活力になる楽しい時間を一緒に過ごしてくれたこと、とそれぞれへの「感謝」を一番伝えたいと思って手紙を読みました。手紙で思いを伝えた人たちは、今の自分を作ってくれた大切な人たちで、今を楽しく充実して過ごせているのは、周りの人たちのおかげだと日々思っています。

苦労&工夫したポイントは?

花嫁
できるだけ温度感のある手紙にしたいと思いました

せっかくみんなの前で手紙を読む時間を頂けたので、温度感のある手紙にしたいなと思いました。そのため、両親へのパートはエピソードを思い出せるように細かい部分まで話すように心がけました。また、涙がこぼれながら手紙を読むことは聞いている方も感動すると思いますが、私は自分の言葉でしっかり伝えたいと思ったので、事前に読む練習をして聞きやすい話し方を心掛けました。

後輩花嫁さんにアドバイスを

花嫁
手紙に書くエピソードで、聞いているゲスト全体を巻き込んでみて

手紙に書くエピソードが思い付かない方へ向けてのアドバイスとして、「日々当たり前だと思っていたけど本当に助かるなぁ、嬉しいなぁ」と感じることがあればそれは立派なエピソードの一つなので手紙に書いてみてはどうでしょうか。それらのエピソードに詳細を加えるとゲストも情景を想像しながら聞くことができるので、会場にいるゲスト全体を巻き込むことができると思います。

お手紙を受け取ったお母さまより

新婦母
大人になったなと感じました

小さい頃の思い出や感謝の言葉を聞いて、当時を思い出しながら「大人になったなぁ」と感じました。母になったことでたくさんの経験をさせてもらい、ありがとうという気持ちでいっぱいになりました。

From編集部

手紙の中で、結婚式のテーマやテーマに込めた思いをつづってみませんか?

花嫁の手紙は式の後半を締めくくる場面で読まれることが多いもの。そこに結婚式のテーマをさりげなく織り交ぜることで、新郎新婦の一貫した思いや、式全体を通してゲストに伝えたかったストーリーが伝わりやすくなります。ゲストにとっても、テーマに込められた思いがより深く心に残るきっかけとなるでしょう。

監修
監修優月りなさん

優月りなさん

MC・司会者・ナレーター・ラジオDJ

ウエディング業界歴18年で東京を中心に全国出張可能な司会者。幅広いスタイルの結婚式で新郎新婦らしさに溢れた人前式や、パーティの演出も提案。ブライダルモデル育成の経験から新婦の立ち居振る舞い、音楽やお手紙の相談など幅広く行っている。また、講師としても15名以上の司会者を輩出し、プロ司会者へオーダーメイドレッスンも行っている。

構成・文/RIE☆ D/ロンディーネ
※掲載されている情報は2025年12月時点のものです

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