ウエディングドレスに似合うブーケって?人気の種類、花材・形の選び方
ブーケは形や大きさ、花材など種類が豊富で迷いがち。そこで今回は、フローリストの新井さん直伝、ドレスの雰囲気別に似合うブーケの選び方をご紹介。おしゃれ花嫁たちのブーケ実例もチェック♪
ブーケは形や大きさ、花材など種類が豊富で迷いがち。そこで今回は、フローリストの新井さん直伝、ドレスの雰囲気別に似合うブーケの選び方をご紹介。おしゃれ花嫁たちのブーケ実例もチェック♪
新井りえさん
RaQue ディレクター・フローリスト
東京・目黒にアトリエスタイルのフラワーショップ「RaQue(ラキュウ)」を構える。ブライダルやギフトをはじめ、イベント装花、ワークショップなど幅広く活躍中。個性豊かな花材やトレンドを取り入れたセンスあふれるアレンジメントが評判。
コロンと丸いフォルムが特徴のラウンドブーケ、花やグリーンの茎をラフに束ねたクラッチブーケ、腕で抱えるように持つアームブーケなどが結婚式では定番。さらに最近は、アマランサスを取り入れたり、ワイヤで花をあしらったりと、下に垂れて揺れるデザインもトレンドに。動きのあるシルエットで、より華やかな印象を演出できます。
Aラインやプリンセスラインなど、スカートにボリュームのあるかわいらしいドレスには、花材の密度が高いブーケがおすすめ。ウエストあたりで持つときゅっと引き締まって見え、スタイルアップ効果も期待できます。エアリーすぎるブーケだと少しアンバランスに見えてしまうこともあるため、ぎゅっと束ねたようなブーケで、バランスよく仕上げて。
1枚目:バラをぎゅっと束ねたブーケは、ボリュームのあるドレスと好相性(協力:ゆきなさん/時期:2月)2枚目:カスミソウは花が小さく主張しすぎないから、ドレスの美しさが引き立つ(協力:@7channel_さん/時期:10月)3枚目:コチョウランの存在感とドレスのボリュームが好バランス(協力:@yuumiwedさん/時期:2月)
デザイン性の高いクラシカルなドレスは装飾も華やかなものが多いため、ブーケはあえて控えめに仕上げるとバランスよくまとまります。密度が高くコンパクトで、花材の種類を絞ったブーケがおすすめ。軽やかすぎるブーケだとドレスの品格とミスマッチになることもあるため、季節感のある花や質のよい花材で、上品にまとめて。
1枚目:バラを使ったコロンとしたラウンドブーケが、クラシカルな雰囲気のドレスにぴったり(協力:@mm_wedding241110さん/時期:11月)2枚目:定番のバラを使ったブーケは高低差をつけることで今っぽさをプラス(協力:@ri_wd1103さん/時期:11月)3枚目:花材をカラーに絞って、上質でさりげないブーケに(協力:@elly.0508さん/時期:11月)
クールでシンプルな印象のドレスは、どんな花材やフォルムとも合わせやすいのが魅力。ブーケ次第で印象を自在に変えられます。あえて少し柔らかさや甘さをプラスするなど、ドレスと対比させたバランスに仕上げるのもおすすめ。リングブーケやワイヤリングブーケなど、個性的なデザインとも好相性です。
1枚目:黒と白のカラーが小物とリンク。バラを入れることでクールすぎない印象に(協力:@askrlii__wdさん/時期:5月)2枚目:挙式地のバリに合わせた花材。ピンクがかわいさをプラス(協力:@yuzuki_wdさん/時期:7月)3枚目:あえて本数を絞って、軽やか&可憐に(協力:@am_0_weddingさん/時期:10月)
軽やかな印象のナチュラルドレスには、縦に伸びるラインや、ふんわりと小さな花を咲かせる花材をミックスしたブーケが好相性。色や花材の種類を絞りすぎないことで、より優しくナチュラルな雰囲気に仕上がります。反対に、花材をあえて絞ると少しエッジが効き、メリハリのある印象に。なりたい雰囲気に合わせてバランスを調整して。
1枚目:可愛い印象のドレスに、小花も取り入れた洗練ブーケを合わせて、ぐっとおしゃれに(協力:@124y_shihoさん/時期:10月)2枚目:花材をチューリップとヒヤシンスに絞り、季節感やモダンさ、かわいらしさを叶えた(協力:@_k0310wdさん/時期:3月)3枚目:コスモスやレースフラワーを軽やかに束ねることで、ドレスの雰囲気にマッチ(協力:@myu___wdさん/時期:9月)
好きなテイストや気になるドレスを答えるだけで、ぴったりのブーケがわかる記事や、骨格タイプ別に似合うブーケがチェックできる記事も。自分に似合うブーケを、さらに詳しく見つけてみて。
ここからは、ドレス以外にどんなポイントを意識すると、よりおしゃれなブーケになるのかを、フローリストの新井さんに教えていただきました。
協力:(上から)@uriwd96さん/@wd_trunk6さん/mhさん
結婚式当日、どんな自分になりたいかを具体的にイメージし、そのイメージをドレスだけでなくブーケにも落とし込むと、トータルコーデがぐっと洗練された印象に。例えば、可愛く上品に仕上げたいならピンクを取り入れたラウンドブーケを。大人っぽくしたいなら色数を絞り、印象的な花材を使ったデザインに。甘さを出したい場合は、ピンクの花材を中心にまとめるなど、なりたいイメージに合わせて選んで。
協力:(上から)@4k1nhysさん/@mmmmm_5eさん/@natsun_0728さん
ブーケは、持つシーンやロケーションとの相性も大切。例えばハワイ挙式なら、コチョウランなどを取り入れてリゾート感を演出。モダンな会場には、トレンドの揺れるブーケが好相性です。洋館での挙式なら、バラのラウンドブーケでクラシカルな雰囲気に。会場のテイストに合わせることで、より統一感のあるスタイリングが叶います。
ブーケのサイズ選びに悩む花嫁さんも多いもの。ブーケ単体で考えるのではなく、花嫁の全身コーディネートや、ブーケ内の花材の組み合わせなど、全体のバランスを見ることが大切です。
1.花嫁の全身バランスを見る
自分の身長や体型に合わせて、ブーケのサイズを選ぶのも一つの方法。小柄な方は小さめブーケ、長身の方は大きめブーケを選ぶとバランスが取りやすくなります。
2.花材のバランスを見る
存在感のある花材はコンパクトなサイズに、小さく可憐な花材は大きめのサイズにするとまとまりよく仕上がります。また、大きめブーケは花材によってはずっしりと重くなることも。本数が増えると茎が太くなり、持ちづらくなる場合もあるので注意が必要です。
カラードレスとブーケの色合わせや、季節感を意識した色選びなど、ブーケの“色”について詳しく知りたいならこちらの記事をチェック!
ブーケは、ドレスや花嫁姿をより素敵に見せてくれる大切な存在。ドレスの雰囲気に合わせたり、あえて異なるテイストを取り入れてバランスを楽しんだりと、「ドレスが引き立つかどうか」を意識して選ぶのがポイントです。迷ったときはフローリストに相談しながら、自分らしい理想のブーケを見つけてください。
構成・文/齊藤亜由美 イラスト/寺澤ゆりえ D/mashroom design
※掲載されている情報は2026年4月時点のものです