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ホワイトゴールドの婚約指輪・結婚指輪
Wedding Manual

プラチナとどう違う?ホワイトゴールドの婚約指輪・結婚指輪の特徴

婚約指輪や結婚指輪によく使われるホワイトゴールド。見た目はプラチナと同じように白銀色に輝いていますが、着け心地は軽く、価格がリーズナブルな全く別の素材です。では、ホワイトゴールドとはどのような素材なのでしょう。ここでは、プラチナとの違い、ホワイトゴールドの特徴や魅力を詳しくご紹介します。ぜひ、婚約指輪や結婚指輪として選ぶ参考にして。

ココをおさえて!
  • ホワイトゴールドはゴールドに他の金属を混ぜた合金
  • 素材的にプラチナより硬く、安心して着けられる
  • プラチナより比重が軽く、着け心地がいい
  • 希少なプラチナに比べて価格はリーズナブル
  • 白銀色のコーティングがされている場合が多い

#01|ホワイトゴールドと
プラチナの違いは?

色は似ているけれど
ホワイトゴールドは
「ゴールド」がベースの合金

ホワイトゴールドとプラチナの配合

ホワイトゴールドは、##s##金色に輝くゴールドに、シルバーやパラジウム、ニッケルなど白色の金属を混ぜた合金##e##です。多くの場合、鮮やかな白銀色の金属でコーティング加工をして、プラチナのようなカラーに仕上げています。
一方、プラチナはもともと白銀色の希少な金属。この2つは見た目こそよく似ていますが、##s##実は全く別の金属なので特徴も異なります##e##。

ホワイトゴールドはメッキ加工がされている場合も

ゴールドの合金であるホワイトゴールドは、そのままでは黄色みやグレーがかっているため、より白く見えるように##s##ロジウムという白銀色の金属でコーティングするメッキ加工が施されていることがほとんど##e##。長く着けているとコーティングが剥がれて、色合いが変わってくることもありますが、再度メッキ加工して、白銀色を取り戻すことができます。

#02|ホワイトゴールドの指輪の
メリットは?

素材的に硬くて強く、価格がリーズナブル

婚約指輪や結婚指輪に使われるホワイトゴールドは、K18 WGと刻印されているものが一般的。それは、75%のゴールドにシルバーなど他の金属を25%混ぜて作られているという意味です。他の金属を混ぜることで硬さと強さがプラスされ、また、希少金属の一つであるプラチナと比べて、価格面ではぐっとお手頃です。

プラチナよりも硬い

何種類かの金属を混ぜる合金の一番の特徴は「硬さ」。だから、ホワイトゴールドは同じ色合いのプラチナより硬く、強度もあって、日常的に安心して身に着けていられます。

独特の風合いで男性にも着けやすい

ホワイトゴールドは独特の風合いで男性にも着けやすい

ホワイトゴールドにはコーティングされていないタイプもあり、その場合は、微妙にゴールドっぽい、またはグレイッシュな素材そのものの色合いです。白すぎず、金色すぎない独特の風合いは、肌の色ともなじみがよく、リングに慣れていない男性にも好まれています。

着け心地が軽い

同じデザイン、同じ大きさのリングで比べると、プラチナはずっしり、ホワイトゴールドの方は軽く感じられます。それは、金属の純度が違うから。他の金属が入ることで、指に負担を掛けない軽やかさが生まれているのです。ボリュームのあるデザインにはホワイトゴールドがぴったりです。

お手頃な価格

生産量が少なく、レアメタルと呼ばれるプラチナに比べると、ホワイトゴールドは価格がお手頃。見た目は変わらないのに価格を抑えられるのは、大きなメリットです。例えば、予算が決まっているなら、素材にホワイトゴ-ルドを選ぶことで、宝石をグレードアップしたり、デザインにこだわったりすることもできます。

#03|ホワイトゴールドの指輪の
デメリットは?

時間がたつと、
メッキ加工が剥がれることも

ゴールドの合金に白銀色のコーティングをしていることが多いホワイトゴールド。長年着けていると、剥がれて下の地金が出てくることがあります。コーティングが剥がれても、再びメッキ加工すれば白銀色の輝きがよみがえるので、買ったお店に相談してみましょう。もう一つ、気を付けたいのは金属アレルギーです。ホワイトゴールドに含まれているパラジウムやニッケルなどは金属アレルギーを引き起こすことがあるので、注意が必要。金属アレルギーのある人は、お店でどういう金属が含まれているか確認しておくと安心です。

文/福原敦子 イラスト/南 夏希 構成/小田真穂(編集部)

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