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指輪の手入れ
Wedding Manual

婚約指輪と結婚指輪を長く愛用するために知っておきたいこと

ふたりの人生に寄り添い、ずっと長く愛用する婚約指輪と結婚指輪。美しい状態のまま身に着けるには、日々のお手入れやメンテナンスが大切。この記事では、婚約指輪と結婚指輪のクリーニングや傷がついたときの対処法、アフターサービスなどについてご紹介します!

#はじめに|指輪に付く傷や汚れって?

指輪の傷や汚れ

婚約指輪や結婚指輪は、ずっと身に着けているとだんだんとダイヤモンドや金属が曇ってきて、購入当時の輝きがうせたように見えます。
##s##これは金属やダイヤモンドの表面に皮脂が付き、それにほこりが付着することで引き起こされいます。特に、ダイヤモンドは油分を吸着する性質があるので曇りやすいといわれています##e##。

また、婚約指輪や結婚指輪に使われるような##s##純度の高いプラチナやゴールドは比較的柔らかいため、指輪の表面に細かな傷が付き##e##、これが曇りの原因となります。ちなみに、ダイヤモンドは地球上で最も硬い鉱物といわていますが、特定の方向に力を加えると簡単に割れてしまう性質があります。硬い床などに落とした際、当たりどころが悪いと割れる恐れがあるので注意して。

#お手入れ|家でのお手入れ

婚約指輪や結婚指輪を美しく保つには、普段のお手入れが大切。##s##ちょっとした曇りであれば、柔らかい布でさっと拭くことできれいになります##e##ので、指輪を外して収納するときは、布で拭いてから収納する習慣を身に付けましょう。また、結婚指輪をずっと着けっ放しという人も、1日の終わりには一度外して布で拭くとキレイな状態がキープできます。

それでも曇りがひどくなってきたら、もっと丁寧なクリーニングをしてみよう。##s##コップに水かぬるま湯を用意し、中性洗剤を少量溶かした液を用意します。その中に指輪を浸けて、しばらく置いた後、柔らかい歯ブラシなどでこすりましょう##e##。

ダイヤモンドが留められているところや指輪の裏側、刻印の部分は特に汚れがたまりやすいので、丁寧に磨いてみて。その後、水で洗い流し、柔らかい布で抜き取ればOK。頑固な汚れの場合は、洗浄液に1日浸けてから磨くのがおすすめです。

ダイヤモンド以外の宝石が付いている場合は、クリーニング方法を事前にショップで確認して。パールやエメラルドなどは、水分や熱に弱いので注意が必要です。

#お手入れ|ショップでのクリーニング

ジュエリーショップではアフターサービスの一環として無料でクリーニングを行ってくれるところも。
##s##超音波洗浄器などを使用し、手の届かない箇所まですっきりと洗い上げてくれる##e##ので、クリーニングサービスを行っているショップで指輪を購入した場合はぜひ利用してみて。
超音波洗浄器にかける際は、爪などがゆるんでいるとダイヤモンドが外れる可能性があるため、事前にゆるみがないかしっかりチェックしてくれます。10分ほどで終わることがほとんどなので定期的なメンテナンスとして利用するのがおすすめです。

#お手入れ|ゆがみや爪のゆるみのチェック

ゆがみのチェック

指輪をずっと身に着けていると、##s##意識せずに強い力が加わったりすることもあります。それが度重なると、指輪がだんだんとゆがんでくることに##e##。特に純度が高いプラチナやゴールドは比較的ゆがみやすいので、注意が必要。
ゆがむと着け心地が悪くなるのはもちろん、ダイヤモンドが付いているリングの場合は、ゆがむことで石を留めている爪がゆるみ、ダイヤモンドが外れてしまう可能性もあります。ゆがみに気が付いたら、すぐに購入店で修理してもらうようにしましょう。

#こんな時はどうする[1]
|傷や変色を修復するには

純度の高いプラチナやゴールドは柔らかいので、身に着けているうちに表面に小さな傷が無数に入ってしまいます。傷により光沢はやや損なわれることになりますが、傷=味わいとして、そのまま使用する人も少なくないので、気にならないのであればそのままでもOK。

##s##どうしても気になるという場合は、磨き直しをすることができます##e##。ショップによっては、リフレッシュ加工、仕上げ直しなどと呼ばれることも。これはその名の通り、##s##表面を磨いて、輝きを取り戻す##e##手法。ただし、磨いた分金属は微妙に薄くなってしまうので、何度も行うのは避けた方が無難。また、デザインによっては磨き直しできないものもあります。
温泉や入浴剤で変色した場合も、磨き直すことで元の輝きを取り戻せますが、合金の割合や種類、純度などによって反応の程度が異なるので、購入する際には温泉への対策について聞いておくとよいでしょう。

プラチナ製の結婚指輪に傷が付いたときの対処法

プラチナに傷がついた

結婚指輪の素材として最もポピュラーなのがプラチナ。ただ、柔らかいので傷が付きやすいという難点があります。純度100%のプラチナ(Pt1000)は柔らかく指輪の素材として不向きなので、結婚指輪はパラジウムなどの金属を混ぜた合金で制作することがほとんどです。

長年使っていて細かな傷が気になるようになったら、他の素材の指輪と同様、##s##磨き直しをすることで元の輝きを取り戻すことができます##e##。 指輪が変形してしまったり、目立つような大きな傷ができてしまったりした場合は、購入したお店で相談してみましょう。 どうしても傷が付くのが嫌という場合は、傷が目立たないようなデザインや純度の低いプラチナのリングを選ぶようにしましょう。

#こんな時はどうする[2]
|サイズ直しをするには?

##s##長年身に着けていると、体形の変化によってサイズが合わなくなることも。そんなときにはサイズ直しをしましょう##e##。

サイズを大きくするには、いくつかの方法があります。1号程度大きくするくらいであれば、専用の器具を使って伸ばすことができます。また、素材によっては内側を削って内径を広げることも。ある程度広げるのであれば、アームを切り離し、そこに素材を継ぎ足して溶接をします。最後に磨いて仕上げるので、接合した部分は見た目では分かりません。

サイズを小さくする場合は、内側に板を張って内径を小さくする方法と、アームを切断して縮める方法があります。

大きくする場合も小さくする場合も、サイズ直しによってリング裏の刻印に影響が出る場合もあるので、切断箇所はショップと相談して決めましょう。
なお、サイズ直しは指輪のデザインや素材によってできない場合があるので、購入前に確認を。一般的には、フルエタニティリングやパヴェリングのようにダイヤモンドがびっしりと付いているものや、エッジにミル打ちなどの装飾が施されているリングはサイズ直しが難しいとされています。また、ピンクゴールドも硬度が高く、サイズ直しが難しい場合があります。

#こんな時はどうする[3]
|ダイヤモンドが取れてしまったら?

ダイヤモンドが取れてしまった

##s##爪がゆるんでしまうなどしてダイヤモンドが取れてしまった場合は、ダイヤモンドとリングを購入店に持参すれば、ダイヤモンドを留め直してくれます##e##。
もしダイヤモンドを紛失してしまった場合は、新たなダイヤモンドを付けることになりますが、ショップによっては無料で付け替えてくれるところも。ただし、保証期間や条件はショップによりまちまちなので、事前に確認をしましょう。

#長持ちさせるために
自分で気を付けること

婚約指輪や結婚指輪をできるだけ美しい状態で保つには、身に着け方にも少し注意が必要です。
##s##汚れを防ぐ##e##ためには、油分を付けぬようハンドクリームを塗る際やメイクの際は指輪は外すようにした方がよいです。
##s##傷を防ぐ##e##ためには、炊事や掃除などの際には外すのがお勧め。
##s##ゆがみ防止##e##のためには、力仕事や重いものを持つときにも外した方がよいです。テニスやゴルフなど用具を強く握るスポーツの時も外した方がゆがみ防止になります。

#購入の際は
アフターサービスもチェック!

婚約指輪と結婚指輪をいつまでも美しい状態で身に着けるには、日々のお手入れとショップでのメンテナンスが必要。アフターサービスはショップによりまちまちなので、購入前に内容はもちろん、保証期間や料金などしっかり確認を。指輪選びの一つの要素としてアフターサービスの内容もチェックしましょう。

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