【結婚式レポートin東京都】大切な“家族”だからみんなに会ってほしくて
挙式は両親のため、パーティは愛犬をお披露目する場に
「犬を飼わない?」。新郎の提案に、新婦は最初乗り気ではなかったけれど、ショップへ見に行ったら「私と同じ誕生日の子に運命的に出会っちゃった!」。それからの日々はどこへ行くにもパフ君と一緒。程なくしてふたりは結婚することを決め、家族となった。
結婚式ももちろん愛犬ファースト。パフ君と、半年前に迎えたシュー君(も同じ誕生日!)が楽しく過ごせるよう、会場は公園内に佇む自然豊かな邸宅を選び、パープルとグリーンの花々で爽やかに装飾。ゲストは親族とごく親しい友人のみを招待した。
挙式は、結婚式を挙げることを勧めてくれた両家親に感謝を伝える時間とし、チャペル内で手紙と記念品を贈呈。
続くパーティでは2匹が大活躍。ふたりに抱かれてテーブルラウンドし、サンクスバイトでは特製ケーキをペロリ。後半はふたりの手を離れ、次々とゲストの膝の上へ。「皆さんにたくさん抱っこしてもらって、2匹ともすごくリラックスしていましたね」
実はもともと結婚式はしないつもりだった。「私たちが主役にはなりたくなくて……」。でも愛犬を主役にと考えたら、やりたいことがどんどん広がっていった。「今日の2匹の存在に心から感謝です!」
新婦お手製の天使の羽を着けてリングドッグを務めた兄のパフ君。2匹を挟んでウエディングキスを交わし、退場も一緒に
会場はクラシックな一軒家。都心にありながら緑豊かな立地が非日常の雰囲気
ゲストが1輪ずつ挿したフラワーボックスが記念の品に。会場の記帳ファイルには、ふたりの署名とメッセージが記された
親族とバレーサークルの仲間が中心の空間で「一人一人とゆっくり会話できました」
ナチュラルで上品なヘア&メイク、総レースの長袖ドレスが会場にマッチ。「ドレスは祖母と母が一緒に選んでくれたもの」
誰に抱っこされても落ち着いていたシュー君
親への感謝セレモニーを挙式中に行ったことで、気持ちをしっかり届けられ、続くパーティとのメリハリもついた
各卓にふたりの席もスタンバイ。食事やおしゃべりもラフに
特製ケーキを2匹にバイト。カメラを向けるゲストもほっこり
ビュッフェ形式の料理は「ミニハンバーガーなど映えるメニューがたくさん。装花でも華やかにしてもらいました」

東京都在住
匠哉さん(31歳)
麻由花さん(31歳)
挙式日:2025年3月29日
会場:フェリーチェガーデン日比谷
ゲスト数:30名
ふたりとも学生時代からバレーボール好き。新郎主宰のチームに新婦が加入して出会い、交際6年目に結婚。
※ゼクシィ首都圏版2025年9月号より転載
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