
【結婚式レポートin東京都】ゲストは家族8名のみ。小さな結婚式を挙げました

母が結婚式で着た衣裳をリメイクして
ゲストは両家の家族のみ。「新郎の母と祖母が新潟から来てくれるので、東京らしいロケーションが楽しめる少人数専門式場を」と、その名も「小さな結婚式」という会場で、シンプルかつアットホームなウエディングを挙げた。
東京湾が一望できるチャペルで、新婦父は「よろしくお願いします」と涙に声を震わせて娘を新郎に託し、新婦の双子の妹たちは、大好きなふたりの晴れ姿に瞳を潤ませた。そんな家族の反応を肌で感じながら、今日を迎えた喜びをかみ締めるふたり。挙式後はテラスで記念撮影。「次はどんなポーズにする?」と、全員で相談しながら笑顔あふれる時間を過ごした。
会食は併設レストラン「FARMS’KITCHEN MIKIKE」で。新婦はウエディングドレスから、母が結婚式で着たカラードレスを自分でリメイクした衣裳に着替えて臨んだ。ふたりがコーディネートした優しげなコーラルピンクで彩ったテーブルには、亡くなった祖父母の写真も並べ、家族全員が揃って和やかな時間に。「会場の方が祖父母の遺影の前にもドリンクを用意してくださって……。涙もろい私ですが嬉しい、楽しい、幸せという気持ちの方が上回って、ずっと笑顔でいられました」
挙式リハーサルは親と別で行い、本番で初めて顔を合わせたため感動もひとしお。新婦を見つめる新郎の優しいまなざしがすべてを物語る
フランクにお酒を酌み交わし、目の前のおいしい料理や新郎新婦の幼い頃の思い出話に花を咲かせた会食
フランクにお酒を酌み交わし、目の前のおいしい料理や新郎新婦の幼い頃の思い出話に花を咲かせた会食
新婦母のドレスを新婦が自分でリメイクして着用。父母の結婚式の写真も添えてお披露目した
前撮り写真と招待状を飾ったウエルカムスペース
挙式のブーケは新婦の手作り。「“秋婚”らしく、くすみカラーを取り入れました」
テラスでの記念撮影。ポージングも仲良くお揃いに
ゲスト一人一人の似顔絵が描かれた席札は、絵が得意な双子の下の妹が作製。「事前にさまざまなタッチの絵を提案して、私たちに選ばせてくれました」
ふたりで材料を購入し、家のテーブルを使って配置を考えたテーブルコーディネート
乾杯直後に記念品贈呈。新郎祖母は「産院の看護師さんに、この子、えくぼがありますって教えてもらったのよ」と生まれたばかりの新郎にしたように体重ベアを抱きかかえた

神奈川県横浜市
礼さん(37歳)
絵里衣さん(32歳)
挙式日:2024年10月10日
会場:小さな結婚式 お台場店
ゲスト数:8名
新郎は美容師、新婦は撮影モデルとして8年前に知り合い、以来、新婦と新婦の妹たちの担当美容師に。
※ゼクシィ首都圏版2025年3月号より転載
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