【結婚式レポートin北海道】これからも手を取り合って、幸せな未来へ歩いていこう
美瑛の丘を望むレストランで両家の絆を深めた
新郎は旭川、新婦は仙台の出身で、当初は両家の顔合わせを兼ねたシンプルな会食をイメージしていたそう。そこからプロデュース会社と打ち合わせを進めていくうちに、結婚式は「過去と未来をつなぐ時間」だと気付いたふたり。
「会話の中でお互いの人生を振り返って共有し、未来を描く場を重ねたことで『家族へ感謝の思いを伝えたい』という気持ちが強くなって。身内だけで、挙式とパーティを行うことにしました」
新郎の故郷から程近い、丘のまち・美瑛で行った家族と親族、約20名での少人数ウエディング。地元の食材にこだわった料理が楽しめる絶景レストランを会場に選び、両家の距離を縮め親睦を深める温かなひとときを過ごした。
丘の上で行ったファミリーミートは、対面の前も後も二人の母は涙。感動と雄大なロケーションに包まれながら親子6人で歩いた時間は、ずっと忘れられない家族の特別な思い出になった。
式を挙げようと決めたのは「これからふたりで手を取り合って歩んでいく、という決意を見守ってほしかった」から。ふたりだけでなく、ずっと続いていく両家の幸せに願いを込めて。この日を境に、心の距離も一気に縮まった。
新たな人生の扉を開くイメージで、アンティーク調の鍵を添えたエスコートカード。席次表の表紙を扉のデザインにして、ストーリー性を持たせた
挙式前、ゲストがオリーブの幼木の鉢に土を入れ、式中にふたりが水を注ぐ植樹セレモニーを行った
ファーストミートでは、新郎から新婦へお手製クラフトをサプライズでプレゼント!
父母に目隠しをしてもらい、晴れ姿を披露したファミリーミート
レストランへ続く道をバージンロードに見立てて父と歩いた、ガーデン人前式
新婦おいとめいによるリングキッズに「かわいい~」の声が
乾杯は美瑛の新鮮な牛乳で。おいしさのあまり、お代わりするゲストも
新郎の妹夫婦が栽培しているしいたけをコースの一品に取り入れ、BGMは新婦によるピアノ演奏を流した
パーティ後、スタッフが揃って花道を作りふたりの門出を祝福するサプライズも!
ゲストが飾り付けた、世界で一つのウエディングケーキ。テラスで行った孫から父母への「じぃばぁバイト」も盛り上がった

宮城県在住
順也さん(41歳)
香奈さん(41歳)
挙式日:2024年6月15日
会場:フェルム ラ ・ テール 美瑛
プランニング:Coco style WEDDING
職場で出会い、同じ部署に配属されたのが交際のきっかけに。木の席札コースターは新郎が全員分手作り。
※ゼクシィ北海道版2025年8月号より転載
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