
【結婚式レポートin群馬県】わが家へお招きしたように大切な人たちと過ごせました

旧迎賓館にてほっとくつろげるおもてなしを
「彼女に惹かれたきっかけは、アパートの窓辺に飾られたアジサイのドライフラワーがまぶしいほどきれいだったから」という彼と、「何時間でも話していられてフィーリングが合う」と感じた彼女。そんなふうに空気感や感覚を大切にしているふたりは、自然の中でゆったり過ごす一日を希望。選んだ舞台は、国の重要文化財に指定された明治時代の木造建築。「実は祖父母がここで結婚式を挙げたことも決め手になりました」と新婦。
当日、ふたりは挙式前に庭園内を散策。縁側に腰を下ろし、のどかな春の陽光を楽しんだ。挙式はゲストの前で誓う人前式を選び、誓いの言葉代わりにお互いへの手紙をしたためて朗読。真心を贈り合う新郎新婦をゲストが見守り、誓いのセレモニーは感動に包まれた。続く食事会はケータリングを依頼し、コケ玉の装花が飾られた和の空間へゲストを案内。「一人一人とふれあいたい」と演出をあえて省略し、代わりに親族や友人の紹介タイムをとり、和やかな雰囲気づくりを心がけた。昔懐かしい空間で新郎新婦を囲んで会話も弾み、誰もがくつろいだ表情に。「一瞬一瞬が輝いていて全てがパーフェクト!」ふたりも輝く笑顔でみんなに感謝と喜びを伝えた。
「和の雰囲気で」と装花にはコケ玉を花器代わりに使用
挙式前に庭園内を散策して記念撮影
廊下には祖父母や父母の結婚式の写真、ふたりの前撮り写真を飾り付け。祖父母は写真の隣で懐かしそうに記念撮影
ゲストの前で誓う人前式を選び、お互いへの手紙を交換
新婦お気に入りのアーティストの作品を誓いのセレモニーに使用
挙式前に娘から親へ感謝の手紙を朗読。あふれる思いに父母も新婦も泣き笑い
幼い頃や前撮りの写真を和の雰囲気に飾り付けてお披露目
挙式後、友人との記念撮影も
会場一室には、自宅から持ち込んだお花の敷物や前撮り写真を布地にプリントしたウエルカムアイテムを飾り付け
お色直しでは花柄ワンピースとスーツにチェンジ。お開き後は別館に移動し、書道をたしなむ新郎母が文字を書いた両家の提灯を手に記念撮影
ゲストの名前のイメージで選んだグラスを席札代わりに用意
ゲスト全員の名前が記された結婚証明書やお気に入りの石をお披露目
新婦父による「乾杯!」も和やかに

群馬県在住
将崇さん(30歳)
穂香さん(27歳)
挙式日:2024年5月25日
会場:臨江閣(群馬県)
プランニング:OH!HAPPY WEDDING(砂賀美絵子)
同じ職場のふたりは帰り道が同じで、彼女の兄と彼が同じ高校の同級生など偶然が重なり、自然に親密に。
※ゼクシィ茨城・栃木・群馬版2025年5月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 群馬県