【結婚式レポートin群馬県】この手でお互いを支えます。大事なゲストが誓いの証人
明るいふたりの人柄が表現された笑顔満開の結婚式
太陽の日差しに若葉がきらめく4月中旬。白無垢に若草色の掛下を合わせた花嫁姿の明梨さんと、凛々しい紋服姿の剛さんがそっと左手を合わせる。薬指には交換したばかりの結婚指輪がキラリ。この手でお互いを支え、背中を押すという意味を込めた「手合わせの儀」は、ふたりの人前式を象徴するワンシーンだ。
職場で出会い、惹かれ合ったふたり。「結婚してください」とプロポーズしたのは明梨さん。「人生の中で大事なことは自分で行動して自分で決めたい」と考えての一大決心だった。突然の言葉に対して「やったー!」と声を上げた剛さんは、同時期に彼女の存在の大きさに気づき、「ずっと大切にしたい」と考えていたそう。そんな型にはまらないふたりだからこそ、結婚式も自分たちらしさを重視。大谷石で造られたモダンなレストランを会場に選び、挙式は和装の人前式に。歓談中心の披露パーティでは、スタイを着けてのラストバイトや、おもてなしのビールサーブ、ふたりの人柄が伝わるテーブルスピーチなどで大盛り上がり。初めは親孝行のためだった結婚式も、ゲストと楽しむために準備を進め、当日は笑顔の祝福をたくさん浴びて、ふたりにとって宝物のような時間になった。
ビール好きなふたりのテーブルラウンドは、ビールサーブ&記念撮影
海外に住む友人から誕生日にもらったブロック製の桜。出席できなかった友人に代わって受付へ
スタイを着け、赤ちゃんの頃の写真を持ったふたり。当時を思い出してもらい母からラストバイト
大谷石で造られた会場を100個のキャンドルで幻想的に装飾
「大切なときは仲のいい友達と歩きたい」と、お色直し退場は親友と
料理のおいしさも会場決定のポイント
ガラスフレームにドライフラワーを敷き詰め、全員で結婚証明書を完成させた
和装の人前式に合わせ、ちりめん細工のリングピローを手作り
和装でケーキ入刀。雪の多い青森出身の新郎は、子ども用の雪かきスコップで新婦からひと口
かしこまった友人スピーチはなく、気楽にコメントできるテーブルスピーチに。友人が披露したエピソードに笑いも
白とゴールドを合わせた上品で華やかなヘッドドレス
親ギフトは子育て感謝状とめおと箸。お揃いの箸を選び、両家の絆を表現

茨城県在住
剛さん(44歳)
明梨さん(26歳)
挙式日:2025年4月19日
会場:石の蔵
プランニング:WEDDING PRODUCE RISE(菊池 愛)
始まりは明梨さんのひと目ぼれ。彼女の熱烈なアプローチを受けて、同じ会社の先輩後輩から恋人に発展。
※ゼクシィ茨城・栃木・群馬版2025年10月号より転載
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