
【結婚式レポートin東京都】最愛のプリンセスのためにありったけの憧れと夢を叶えて

ここで結婚式を挙げたことを誇りにしていきたい
朝、妻の支度を待つ新郎の目に人知れず涙が浮かんでいた。「どんな花嫁姿だろうと想像したらたまらず……」。けれど、いざファーストミートで振り返っての第一印象は「おお、ドレスすごっ!」。想像以上のボリュームに、感動より感心が上回ってしまったのが何だかリアルでおかしくて。
格調高いホテル婚にこだわったのは新郎の方。「この先もずっと結婚式を誇りにしていきたいから、ふたりのやりたいことは全部叶えよう!」と、演出や装飾は惜しみなく実現。入場はサーチライトで華やかに、再入場ではシルエット演出でファーストダンスを披露。フロウランタン、司会者によるミュージカルタイムなど、楽しくロマンチックな時間をみんなと過ごしていった。
終盤、新婦がおしゃべりに夢中になっていると会場が暗転。スクリーンには、新婦ゆかりの場所や、結婚式に参加できなかった新婦実家の愛犬からバラの花を集める新郎の動画が流れ、次の瞬間、大きな花束を抱えた新郎が登場。新婦は「めっちゃ泣きました。何かありそうとは思っていたけれど(笑)、ここまで準備してくれていたなんて」。するもされるも念願だったサプライズが、お互いに最良のクリスマスプレゼントとなった。
圧倒的ボリュームの白ドレスはフルオーダー。大きなバックリボンと一連のくるみボタンもお気に入り。髪にはリボンボンネを飾って
再入場時のファーストダンス。会場中がうっとり見入った
特大スプーンは持ち込み。「久しぶりのケーキの糖分が染みた~」
憧れのブルーの階段フォトでは、クリスマスツリーと撮影できて大満足。家族と鉢合わせ、一足先に祝福を受けたのも思い出に
高砂席には白ベースの装花をたっぷり。「写真撮影の際、祖母がコチョウランの華やかな香りを喜んでくれました」
新郎の動画&バラ108本のサプライズは、見守るゲストも涙をぬぐいつつ……
馬車パレードは「沿道の方にも声を掛けてもらえて、プリンス&プリンセス気分を一番味わえたシーンです」
ピンクカラーのドレスに合わせたのは、金のハートのステッキ。新婦母が結婚式で使ったものを譲り受けた。この日が誕生日だった新婦父は、花嫁の手紙に嗚咽
ふたりのイニシャルを入れた特注のホテルロゴが、常時スクリーンを飾っていた

埼玉県
涼太さん(28歳)
一葉さん(28歳)
挙式日:2024年12月7日
会場:ウェスティンホテル東京
ゲスト数:85名
大学時代にバイト先で出会い、友人関係を経て結婚。「ホテル婚は、再び帰って来られるのがいいですよね」
※ゼクシィ首都圏版2025年5月号より転載
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