
【結婚式レポートin群馬県】和装人前式と温泉旅行。どちらもメインで大満喫

趣ある観光名所で誓いを交わし温泉宿で祝杯を
濃淡さまざまな紅葉がまぶしい11月中旬。伊香保温泉の石段街で撮影をしていた雄貴さんと佑未さんに、すれ違う人が「おめでとうございます」と声を掛ける。少し照れながらも嬉しそうに笑顔を返すふたりは、紫色の和装姿。紅葉とのコントラストも抜群で、あふれる観光客の中でもひときわ輝きを放っていた。
もともとは、「定番以外の場所でフォトウエディングを」という思いで始まったふたりの結婚式。ロケーションフォトも行いつつ、プランナーから竹久夢二伊香保記念館での挙式と、温泉宿での食事会を提案され、「家族との温泉旅行を兼ねた結婚式なら、私たちらしくできそう」と前向きに。さらに、花嫁姿のお披露目も親孝行と考え、計画を進めた。
挙式会場は、アンティークのチャーチベンチが置かれた展示室。三三九度や指輪交換など、セレモニーはゲストと一緒に行って、家族挙式ならではのアットホームな時間に。ホテルの宴会場に場所を移した食事会では、ふたりもゲストも普段着になり、リラックスしながら祝膳を囲んで和気あいあい。この日は単なるセレモニーではなく、両家の親睦を深める大切な機会。温泉旅行という共通の思い出をつくり、温かい絆が生まれた。
挙式の前には、伊香保温泉を象徴する石段街で前撮り撮影
純白の花びらをモチーフにしたシンプルなリングピロー
挙式中はアコーディオンの生演奏がセレモニーを彩った
新婦入場はおいと手をつないで和やかに
八ッ場ダムや新郎実家の温泉旅館などでロケーションフォトを実施。お気に入りカットをボードとアルバムにまとめ、親族控室の入り口に飾ってお出迎え
三三九度には新郎の義弟と新婦の義弟が登場し、杯にお神酒をついでもらった
スーツ姿でリングボーイの大役を務めたのは、新郎のおい
結婚証明書をお披露目。証人欄には3人の姉妹がサインをした
趣のある記念館を背景にゲストと記念写真。白亜の建物に紅葉が映える
シンプルなヘアスタイルに可愛い小花の髪飾りを合わせ、華やかな打ち掛けにぴったりの装いに
鍋の火をつけたりお酌をしたりと、ふたりは積極的に会場を回っておもてなし
「おめでとうございます。乾杯!」。新郎父の発声で宴が始まると、両家はすぐに打ち解けた

群馬県在住
雄貴さん(40歳)
佑未さん(38歳)
挙式日:2024年11月16日
挙式会場:竹久夢二伊香保記念館(群馬県)
会食&宿泊会場:伊香保温泉 ホテル天坊(群馬県)
プランニング:Share Wedding(シェアウェディング)桜井康幸
交際1年の記念日、普段と変わらない一日を過ごしていると宅配便が。届いたガラスの靴を手にプロポーズ。
※ゼクシィ茨城・栃木・群馬版2025年4月号より転載
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