
【結婚式レポートin東京都】高貴で煌びやかな社交界をイメージしました

サプライズ大成功。想像を超える歓声に迎えられて
それぞれが違う大学の社交ダンス部に所属し、競技会でよく顔を合わせていた新郎新婦。かつては良きライバルだったふたりが、結婚式当日、お色直しからの再入場で、ダンス用のマイドレス&マイタキシードに身を包んでさっそうと登場した時のゲストの盛り上がりといったら! 「想像をはるかに超える激しい歓声で迎えてくれて嬉しかった」と新郎。「サプライズだったので、直前まで緊張していたんですけど、入場した瞬間の歓声で吹き飛びました。今も忘れられません」。ふたりはゲストを誘導しながら、高砂席の前にしつらえたダンスフロアへ。ゲストが見守る中、現役時代さながらのキレと華やかさでワルツを披露し、ゲストはふたりの粋な計らいとダンスに酔いしれた。
高貴で煌びやかな社交界をイメージしたふたりの結婚式。「一流の空間ともてなしで、ゲストに夢のような時間をプレゼントしたい」との宣言通り、ゲストからは「芸能人の結婚式みたいだった」との感想を数多くもらった。ところが本人たちは、「自分たちの方が夢の中にいるようでした」と笑い、「この先、何があっても結婚式の日のことを思い出したら頑張れそうな気がします」と熱のこもる声で語った。
新婦は母のベールダウンから、新郎は新婦父から新婦を託される際に「おめでとう」と声をかけてもらって、涙腺が崩壊。「挙式中は泣き通しでした」
ホテルを象徴するロビー装花の前で記念撮影
パティシエの技巧が光る純白のシュガークラフトケーキに入刀
高校時代から「お互いの結婚式には友人代表スピーチを」と約束していた友人。約束が実現した喜びに感極まる
ワルツを踊る新郎新婦。ドレスの袖までひらりと優雅に舞った
入場扉から高砂席へと真っすぐに続く道をつくり、その道をゆっくりと歩いて入場。マントトレーンのバックスタイルが高貴に映える
「ゲストに特に味わってもらいたかった」と言う肉料理。「お口直しのソルベの後に提供して、ステーキの感動を引き立てました」
エンディングムービーを見て涙ぐむ新婦父。「父と母、兄には結婚式準備をたくさん手伝ってもらいました」
披露宴中のBGMは、フルート、チェロ、バイオリンの生演奏
友人ゲストが途切れず、多くの笑顔がふたりを囲んだ

神奈川県川崎市
刀麻さん(24歳)
莉乃さん(24歳)
挙式日:2024年10月6日
会場:帝国ホテル 東京
ゲスト数:96名
社交ダンス部を卒部する直前の交流会で意気投合。結婚式前は、週3回ダンススタジオに通い猛練習した。
※ゼクシィ首都圏版2025年3月号より転載
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