【結婚式レポートin北海道】ここにいる全員に幸せが訪れますように

「私たちの幸せを心から願って、足を運んでくれるゲストの皆さんへ、幸せをお返ししたい」。その思いをどうしたら結婚式で伝えられるだろう？と考えた時に浮かんだのは、ふたりの好きなことに共通する“ブルー”だった。

「彼は小さな頃から水泳、私はアイスホッケーを続けてきて、初めてのデートも水族館。水や氷のイメージと、幸せを願うサムシングブルーの意味を込めて、全体のテーマカラーを青に決めました」

挙式を行った函館は、新郎の故郷。大阪から出席した新婦親族をはじめ、遠方ゲストに街の魅力を知ってもらえたらと、名所で撮った動画や前撮り写真もパーティに活用。また、ふたりからのおもてなしを意識し、コースのメイン料理はフェア、両家の顔合わせ、試食会と3度食べて吟味した一品に。ゲストへのプレゼントとしてロビーに用意したデザートビュッフェも、歓声が上がるほど喜ばれた。

「初めての大きな共同作業でしたが、大切な人たちへ感謝を伝えることができ、一緒に夢を叶えてくれた彼を『生涯かけて精いっぱい愛していこう』と改めて思いました」

人生最大の幸せなイベントで、家族、友人との絆と共にふたりの愛がさらに深まった。

ファーストミート直前、新婦を待つ間にサプライズの手紙を読んだ新郎。言葉一つ一つが宝物になった

緊張のあまり母とのベールダウンを忘れそうになった新婦。ほほ笑ましいハプニングで、和やかな雰囲気に

海を望むチャペルでのキリスト教式後、フラワーシャワーの祝福

当日が誕生日の新婦妹へサプライズプレゼント。見守っていた家族も涙

パーティ終盤、ふたりからの手紙を全員が開封。感涙するゲストの姿も

大阪から来てくれた大好きないとこと仲良く手をつないで中座

ふたりがこだわった料理。オープンキッチンから常に出来たてが運ばれた

函館の街で撮影した写真のパネルと、ブルーでコーディネートしたウエルカムコーナー

Tシャツにメッセージを寄せ、宴中にふたりへプレゼントした友人からのサプライズ

ドレスの色当てクイズ正解発表を兼ねたガーデン入場。ゲストのペンライトに照らされ、ライブのように盛り上がった

デザートビュッフェでは、お礼を伝えながらふたりがサーブ

Profile

苫小牧市在住
祐輝さん（29歳）
久美子さん（30歳）

挙式日：2024年7月27日
会場：センティール・ラ・セゾン 函館山

函館出身の新郎と大阪出身の新婦。新郎の故郷で行った結婚式には、市外・道外からもゲストが多数出席。

※ゼクシィ北海道版2025年1月号より転載

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