【結婚式レポートin千葉県】結婚式は絶対やりたいと言ってくれた彼に感謝です

もともとは結婚式を挙げるつもりのなかった新婦。「“気にしい”なところがあって、招待されて迷惑だったら、楽しんでもらえなかったらどうしようと、マイナスなことばかり考えてしまって」。しかし、そんな新婦を“情に厚い”新郎が説得。「結婚式は感謝を伝えたい人たちに集まってもらって感謝を伝えさせてもらえる、一生に一度のわがままが許される日。それに、彼女の花嫁姿がどうしても見たくて」

新婦友人いわく“真っすぐ”な新婦は、せっかく挙げるならと、結婚式の演出やアイテムの由来について調べ上げ、一つ一つに自身の思いを乗せていった。例えばウエディングベール。その長さは母の愛情の深さに比例するという説を信じ、5メートルものロングベールをチョイス。装花は感謝の花言葉を持つカスミソウとトルコキキョウに。ゲストに鮮烈な印象を残したカラードレスは「あなた以外には染まらない」ブラックドレス。

新婦の心配をよそに、招待を受けた瞬間からずっと楽しみにしていたゲストたちは、当日、これ以上ないくらいに楽しみ盛り上がった。「心配していたのが恥ずかしくなるくらいでした（笑）。『花嫁姿が見たい』と説得してくれた彼に感謝しています」

クリスタルブルーのバージンロードに５メートルのロングベールが美しく映える。リングピローもチャペルに合わせて透明に

フォトラウンドでのワンシーン。新郎祖父の人生初の指ハートに注目！

小学校から塾も習い事も一緒で、なんと大人になってからの職場も一緒という新婦大親友がスピーチ。「『何色のカラードレス着ると思う？』と30～40回は聞いてきた、あやちゃんが可愛くて」とのコメントに笑うふたり

新婦の発案で全員に書いた手紙を披露宴開宴前に読むゲスト

新郎父が謝辞を述べる間中、父の背中をずっとさすって鼓舞していた新郎。スピーチを終え、がっしりと抱き合って泣き笑う父と子の姿が涙を誘う

感謝の花言葉を持つ花を水中花にアレンジ

新婦がひと目ぼれしたブラックドレス。ヘッドドレスやアクセサリーもオールブラックに

弟のように可愛いいとことの中座

ケーキカットのファーストバイトで、思わず一緒に「あーん」と口を開けるキッズゲスト

元サーファーの新郎父のために海の見える会場を選んだ

Profile

千葉県四街道市
大輔さん（29歳）
彩佳さん（28歳）

挙式日：2024年6月8日
会場：シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
ゲスト数：53名

ふたりのキューピッドは、新郎の勤務先のパートさんで、新婦と家族ぐるみで親しいご近所さん。

※ゼクシィ首都圏版2024年11月号より転載

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