【結婚式レポートin広島県】舞台の上で結婚式をするのが役者時代からの夢でした
貸し切りの映画館でオリジナルの挙式
以前、俳優として活動していた新婦・凜さんは「結婚式をするなら舞台の上でできればいいな」と考えていた。そこで広島市西区にある映画館での結婚式を行うことに。もちろん通常営業している映画館で、数時間だけ貸し切りにできると知り、実現できたもの。当日は親族やゲストが次々に客席に着くと、ふたりが入場。新郎・昂一朗さんのジャケットセレモニーを行い、凜さんは母からのベールダウンの後にバージンロードである客席通路を父と歩き、ステージ上へ。そこで誓いの言葉や結婚証明書を披露。すると客席の参列者から舞台さながらの温かい喝采が送られた。
挙式が終わると、披露宴会場へ移動するために最寄りの横川駅へ。ここでゲストを驚かせたのがふたり専用の路面電車。横川駅からパーティ会場のある八丁堀まで、車両を貸し切りにしたもので、ゲストみんなでわいわい写真を撮り合うなどして、約15分の路面電車の移動を楽しんだ。
「披露宴はガラッと雰囲気を変えて明るい雰囲気にしたかった」と凜さん。開放感あるガーデンのあるレストランでゲームやグループフォト撮影などを楽しんだ。こうしてふたりならではの、思い出深い結婚式を挙げることができた。
映画館の入り口には上映中の映画と並んで、ふたりのオリジナルポスターが張られていた。違和感なく並ぶ高いデザイン性に、ゲストも驚いていた
父から昂一朗さんへジャケットセレモニー。この後凜さんは母からベールダウンも
舞台上で結婚証明書の披露や誓いのキスを。その様子はまるで舞台あいさつをする俳優のよう
挙式を終えて横川駅までドレス姿のまま歩いて移動。商店街では町の人から「おめでとう!」と声をかけられる場面も。この壁画は横川町のシンボリックな存在
貸し切り電車の中吊り広告もふたりのオリジナル
高砂席で写真撮影を楽しむゲストたち
貸し切りにした電車は、昔から広島の町を走るレトロな車両
横川シネマは70席余りの小さな映画館。挙式後はふたりも客席に下りて全員で記念撮影
ウエディングケーキは花をちりばめてかわいらしく
ゲストの携帯番号が入った抽選箱からランダムに選んでふたりが発信。繋がった人にプレゼント
パーティを笑顔いっぱいで楽しんでいた凜さんの母
広島県広島市在住
昂一朗さん(25歳)
凜さん(25歳)
挙式日:2024年3月3日
会場:横川シネマ、HIROSHIMA2016 RESTAURANT UNDER THE SKY(広島県)
プロデュース:WEDDING DESIGN
高校2年生の時、同じクラスになり仲良しに。成人式で再会し交際スタート。2年間の遠距離恋愛を経て結婚。
※ゼクシィ岡山・広島・山口・鳥取・島根版2024年10月号より転載
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